商品番号:1522763
(税込)
【仕入れ担当 阪本より】
よくよくご覧くださいませ…
通に愛される「蚊絣」の大島紬。
しかしこちらはよく見かける「T字」の蚊絣ではなく、
手裏剣のような形をした一元越式絣の希少な大島紬です。
小さな小さな絣柄の違いですが、
カタス式絣とはまた異なる力強い魅力につつまれた一枚。
この繰り返しの柄にこそ、ひとつの失敗も許されない、職人の腕が試される究極の絣!
ひと通りの柄大島を着尽くしてこられた方に、自信を持ってお届けさせていただきます!
どうぞお見逃しなくお願いいたします。
【色・柄】
泥染のシックな黒地。
意匠には蚊絣のみで織り表されたシンプルな一枚。
現代的な感性光る仕上がり。
帯合わせが楽しくなるお着物かと存じます。
モダンにも古典的にも、シンプルで着こなしやすい重宝の一品。
合わせる帯合わせによって、より一層お洒落な装いを演出してくれることでしょう。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【仙太郎について】
大正時代に創業した仙太織物。
初代仙太郎氏は、当時有名老舗のオリジナルを始めとする人気の柄を次々に生み出し、
大島紬の図案家として一世を風靡した名工でした。
図案のみならず、製作工程のすべてに精通していたという、
言わば大島紬のプロデューサー。多くの染職人や織り子を、
温かい思いやりと厳しい技術指導で育て上げ、
通産大臣の表彰も受けたということから、
そのものづくりにかける姿勢がうかがえます。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% (縫製:ミシン・手縫い併用)
※居敷当付き、背伏せなし、ガード加工済み
身丈(背より) | 150cm (適応身長155cm~145cm) (3尺9寸6分) |
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裄丈 | 62.5cm(1尺6寸5分) |
袖巾 | 32cm(0尺8寸4分) |
袖丈 | 47cm(1尺2寸4分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
◆最適な着用時期 単衣(5月下旬~6月、9月~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、街歩き、ご友人との気軽なお食事、お稽古ごと、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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