商品番号:1522624
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【 仕入れ担当 更屋より 】
そうそうお眼にかかることのできない工芸美術帯。
通の方ならご存知、京都室町に250年間続く老舗織元
『誉田屋源兵衛』より、逸品袋帯をご紹介します!
儚く、美しい…
大和の風景を織り描いた心に響く作品。
季節感を大切にされるなら春がおすすめですが、
桜は国花でありますし、本品は写実性のないデザインですので
季節を問わずにお締めいただきたく存じます。
ファンの方はもちろんのこと、
お目に留まりました方は、是非お見逃しなく!
【 お色柄 】
しっとりと密な織りくちで織り上げられた帯地。
地風は大変しなやかで、結び心地の良さを予感させます。
地色は深みある黒紫色で、意匠には
月夜の枝垂桜が表されました。
三日月の明かりで照らされる花びらは
金銀糸で表され神々しい輝きを放って…
さすが誉田屋と言える、独特のデザインセンス。
どこか、工芸品を見るかのような深みを感じさせる意匠構成。
詩情豊かな帯姿をご堪能いただきたく存じます。
【 状態について 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 誉田屋源兵衛について 】
1738年(元文年間)創業
京都室町の帯の製造販売の老舗。
現在は十代目である山口源兵衛が、代々受け継がれてきた
技術とともに革新の精神を持って意匠、配色、素材、
一切の妥協を許さず、洗練された帯を作り続けている。
【 沿革 】
1738年 初代矢代庄五郎により、南矢代誉田屋創業、
西陣大火災後の復興に尽力。
1868年 6代目矢代庄五郎より、京都松尾出身の
山口源兵衛が7代目を継承。初代誉田屋源兵衛を名乗る。
西陣帯地大元卸商として「横綱」の称号を得る。
1917年 7代目誉田屋源兵衛没、8代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1933年 8代目誉田屋源兵衛没。9代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1981年 9代目誉田屋源兵衛没、現10代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
後、帯作りに専念。
1985年 全国の原始布を素材として個展を開催。
以後、インド、東南アジアの野蚕糸を帯に用いる。
1994年 京都六条の江戸末期の町屋にて創業260周年展。
1999年 「京都誉田屋源兵衛帯ときもの展」開催。
2000年 「誉田屋源兵衛 織りの帯展」開催。
2002年 小石丸企画に対して日経MJ賞受賞。
日本の原種の繭である小石丸の復活と継続、
日本の染色技術の活性化に努める。
2003年 日本文化デザイン大賞受賞。
絹100%(金属糸風を除く)
長さ約4.4m
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、観劇、音楽鑑賞、お食事会など
◆あわせる着物 訪問着、色無地、付下げなど
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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