商品番号:1522622
(税込)
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【 仕入れ担当 更屋より 】
五つの技を織り綾なし
奇跡の帯いまここに誕生す…
品格ある面持ちと柔らかなお色が印象的な両面全通袋帯を
京都室町に250年間続く老舗織元『誉田屋源兵衛』よりご紹介いたします。
なんと五つもの技法を融合し織り上げられた五重層の帯でございます!
通常出回っているものではございませんし、
通の方でしたらよくご存知のことと思いますが、なかなか仕入ることが困難なものです。
どうぞこの機会をお見逃しなきようお願いいたします!
【 お色柄 】
ほどよいハリとしなやかさを感じさせる帯地は
薄手で密な織り味の気品溢れる生成り色。
五重もの経糸を操り織り成された帯地…
枯草色の丸文を配し、空五倍子色の瓢箪と
金箔糸を一面に繊細に凝らし優しげな印象に。
もう片面には表地と同じお柄ながら、すっきりとした印象に
生成り色を基調に縁取るような艶やかな金箔糸を主役にした
高級感溢れる表情に仕上げました。
古来、神霊が宿るものとされ祭具に用いられた瓢箪。
そのくびれは吸い込んだ邪気を逃さず、末広がりの形は縁起の良いものとされ、
お守りや魔除けとして用いられてきました。
箔使いも実に細やかに…そして上品に…
誉田屋の洗練されたデザインセンスが、
しっとりと感じられる一本に仕上がっております。
流行に左右されず、どんなお色にも合いやすい
重宝する帯をお探しの方にお届けいたします。
誉田屋ファンの方はもちろん、上質な帯をお探しの方、
ぜひこの機会をお見逃しなく、どうぞ末長く御召ください!
【 状態について 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 誉田屋源兵衛について 】
1738年(元文年間)創業
京都室町の帯の製造販売の老舗。
現在は十代目である山口源兵衛が、代々受け継がれてきた
技術とともに革新の精神を持って意匠、配色、素材、
一切の妥協を許さず、洗練された帯を作り続けている。
【 沿革 】
1738年 初代矢代庄五郎により、南矢代誉田屋創業、
西陣大火災後の復興に尽力。
1868年 6代目矢代庄五郎より、京都松尾出身の
山口源兵衛が7代目を継承。初代誉田屋源兵衛を名乗る。
西陣帯地大元卸商として「横綱」の称号を得る。
1917年 7代目誉田屋源兵衛没、8代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1933年 8代目誉田屋源兵衛没。9代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1981年 9代目誉田屋源兵衛没、現10代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
後、帯作りに専念。
1985年 全国の原始布を素材として個展を開催。
以後、インド、東南アジアの野蚕糸を帯に用いる。
1994年 京都六条の江戸末期の町屋にて創業260周年展。
1999年 「京都誉田屋源兵衛帯ときもの展」開催。
2000年 「誉田屋源兵衛 織りの帯展」開催。
2002年 小石丸企画に対して日経MJ賞受賞。
日本の原種の繭である小石丸の復活と継続、
日本の染色技術の活性化に努める。
2003年 日本文化デザイン大賞受賞。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.5m
耳の縫製:かがり縫い
両面全通柄
※ガード加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、芸術鑑賞、音楽鑑賞、観劇、お食事会、趣味のお集まりなど
◆あわせるお着物 訪問着、付下げ、色無地、格の高い小紋、御召など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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