商品番号:1522072
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
この価値をお分かりいただける方は、非常に驚かれることでしょう…
こちら、「先染め手織り」の本場牛首紬、
通称『織り牛』と呼ばれるお品です。
年間に織り上げられる数千反の牛首紬の中でも、
その8割は「白生地」としての牛首紬であり、
それが各々の作家や染匠の手によって染め上げられた、いわゆる「後染め」のものが、現在一般的に出回っている牛首紬になります。
もちろん、「後染め」の牛首紬もたいへんに希少価値の高いものですが、
「先染め」の牛首紬は、呉服の一大集積地である京都の問屋さんでも在庫はまったくと言っていいほど出回っておりませんし、
お願いしても手に入るものではございません。
どの業者も喉から手が出るほどに求めておりますが、長く織り上がり待ちという状況が続いております。
ゆえに業者間でも大変高額に取引されるため、値下がりすることは有り得ません。
希少なこの機会をどうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
手織りならではの、牛首本来のしっかりとしたハリ感は残しつつ、
肌を包むような優しい織口の地。
くすみのある薄色を基調として、節糸の風合い豊かな牛首紬の地に浮かぶ、
縞模様が織りなされました。
すっきりと洗練された表情で素敵な着姿を演出してくれることと思います。
飽きの来ない都会的な雰囲気をご堪能いただける事でしょう。
心を込めて織り上げられる一反一反。
上質な高級感。シンプルな贅沢感。
是非この機会に織のシンプルで洗練された伝統の織物を、
お値打ちにお求めくださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 白山工房について 】
石川県牛首紬生産振興協同組合所属
石川県白山市にある国指定伝統的工芸品
牛首紬の織元。
白山工房の牛首紬地は「角印」がつけられている。
工房では糸づくりから機織りまでの作業工程の
見学や機織り体験も可能である。
【 牛首紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1988年6月9日指定)
石川県指定無形文化財(先染紬)
石川県の白山市で作られている織物。
2匹の蚕(かいこ)が作った玉繭(たままゆ)から
糸を紡ぎ出し、糸づくりから製織までの
ほとんどの作業が手作業で一貫生産される。
また、釘に引っかけても釘の方が抜けてしまうというという
柔らかな風合いに備わる驚異の強度を誇り、別名
「釘抜紬(くぎぬきつむぎ)」とも呼ばれる。
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
◆八掛の色:砥粉色
身丈(背より) | 155cm (適応身長160cm~150cm) (4尺0寸9分) |
---|---|
裄丈 | 64.5cm(1尺7寸0分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 46.5cm(1尺2寸3分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈66.5cm(1尺7寸6分) 袖巾33.5cm(8寸8分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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