商品番号:1521295
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
優彩で表現された古典意匠の味わい…
フォーマルの和姿を上品に彩る、創作性の高い一品。
品格のムードに、軽い締め心地…
二百五十年以上も続く超有名老舗帯屋さんから独立して、
独自の新たな帯を創作されている名機屋『織紫苑』より
「佐賀錦」地の特選西陣織袋帯のご紹介です。
佐賀錦と言えば、豪華な金彩の綺羅びやかなものも多くございます。
その固定イメージとは一転、今回ご紹介いたしますお品は
新しい感覚でデザインされた一条…
無難、重宝におさまらない、
こだわりの装いをお楽しみ頂けましたら幸いです。
【 お色柄 】
実に軽やかでしなやかな織味…
お手にしていただくだけで良きものと
お分かりいただけることと存じます。
お柄には市松柄にて七宝文様や青海波の吉祥文様や
長寿や子孫繁栄、飛躍などの意味を持つ兎の意匠が
夏虫色や白藍色のすっきりとした色調にて織り表されました。
上品な箔金の濃淡の佐賀錦地。
織り成されたお柄は、どこかモダンなデザインであり
高雅な印象で美しい文様を織りなしております。
輝きを抑えた金箔と色糸が絶妙に調和…
気品満ちる色彩豊かなリズムを奏でる軽やかな
ムードをご堪能頂けることと存じます。
訪問着から付下げ、色無地、小紋などのやわらかものと合わせて…
優彩に気品満ちる、品のコーディネートをお楽しみくださいませ。
ありそうでない、シンプルで雅やかな魅力ある逸品。
どうぞお見逃しございませんようにお願いいたします。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.2530 織紫苑謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、格の高い小紋など
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