商品番号:1520299
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
サラリ、滑らかな織り味…
美しい友禅の込められた牛首紬袋帯をご紹介致します。
日本の三大紬、大島・結城・牛首。
双子の蚕(玉繭)から取れる希少な糸だけを使っているため、
年間生産量が一番少ない希少な織物でございます。
一反ずつ丁寧に想いを込めながら織り上げられる生地は、
しなやかで、かつ上品な光沢、張りに加え、
肌なじみの良い着やすさを実感させまして…。
今後も、後継者不足などのために、
ますます価格が高騰すると言われております。
この度ご紹介致しますお品は織り上げを牛首紬の名門【 白山工房 】。
デザインは人気作家【 前田仁仙 】が担当した
希少なコラボの逸品でございます。
質にも見た目にもきっとご満足いただける一条…。
洒落を極めたハイセンスな意匠と素材感、
ぜひお手元でご堪能いただきたく存じます。
ファン必見の良柄を仕入れて参りました。
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
やさしい絹すれの音がする、軽くしなやかな牛首独持の風合い。
帯地は紫、黒、青緑色で縦縞の意匠を染め上げて。
贅沢に施された意匠は印王朝をモチーフに独特の風景を段模様に描きました。
迫力のある構図には繊細な金の箔もかすかに用い、
あくまでもしっとりとした風合いに仕上げて、
「仁仙」氏独特の色使いにて表現されております。
モダンさの中に醸し出される確かな気品と洒落味。
他では見ない色使いによる、表情豊かに飽きのこない帯姿を演出します。
また、全通のお品ですのでお太鼓も出しやすく重宝していただけます。
【 白山工房について 】
石川県牛首紬生産振興協同組合所属
石川県白山市にある国指定伝統的工芸品
牛首紬の織元。
白山工房の牛首紬地は「角印」がつけられている。
工房では糸づくりから機織りまでの作業工程の
見学や機織り体験も可能である。
【 前田仁仙について 】
京友禅作家
インド・ジャワの文化、ヨーロッパ諸国の文化等の
影響を受け、独特の色彩感覚で洋服に負けない
オシャレを楽しめる着物をコンセプトに
ドイツから直輸入した含金染料に型紙と
丸刷毛を駆使、透明感のある仁仙独特の
色表現の着物、帯を創作している。
摺り友禅の1箇所染める際の型紙は20枚〜50枚、
反物1反を染める摺り染めの回数は1000回以上を
数えるものもある。
現在は二代・前田仁仙(俊和)が主宰
【 略歴 】
1961年 友禅師・前田仁仙の長男として京都に生まれる
1985年 京都外国語大学卒業後、株式会社小松屋入社
考案室においてデザイン、配色を学ぶ
1990年 株式会社前仁に入社
父に師事する傍ら、友禅のあらゆる染色技法を習得
2001年 株式会社前仁専務取締役に就任
役員として仁仙ブランドの構築に努める
2003年 京都誂友禅工業組合理事に就任
2004年 一級技能検定合格
一級染色技能士を称する古都を認められる
2005年 第52回全国小紋友禅染色競技大会・日本図案家協会賞
2006年 第53回全国小紋友禅染色競技大会・京都織物商業組合賞
京都誂友禅染協議会・近畿経済産業局長賞
2010年 京都誂友禅工業協同組合副理事就任
2012年 全国染色協同組合連合会理事就任
2013年 京都市伝統産業「未来の名匠」認定
【 牛首紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1988年6月9日指定)
石川県指定無形文化財(先染紬)
石川県の白山市で作られている織物。
2匹の蚕(かいこ)が作った玉繭(たままゆ)から
糸を紡ぎ出し、糸づくりから製織までの
ほとんどの作業が手作業で一貫生産される。
また、釘に引っかけても釘の方が抜けてしまうというという
柔らかな風合いに備わる驚異の強度を誇り、別名
「釘抜紬(くぎぬきつむぎ)」とも呼ばれる。
絹100% 長さ4.35~5m(お仕立て上がり時)
経済産業大臣指定伝統的工芸品「牛首紬」の証紙、
石川県牛首紬生産振興協同組合による、
白山工房の角印証紙がついております。
※おすすめ帯芯:突起毛芯
柄付け:全通柄
◆最適な着用時期 9月~翌年5月の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン パーティー、観劇、コンサートなど
◆あわせる着物 洒落者の訪問着、紬の訪問着、付下げ、色無地、小紋
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