商品番号:1520197
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
ふわりと広がる美意匠。
伝統の技と高いセンスが融合した本格派の高級訪問着をご紹介したします。
名門、吉川染匠により染め上げられたお品でございます。
白木染匠より独立し、
京都工芸染匠協同組合:正規会員にも登録されている名門、吉川染匠。
数々の京の老舗ブランドの作品を手がける名染匠さんでございます。
今までにない配色で独特の風格を放つ面持ちに、
細部まで繊細に施された逸品クラスの京友禅の仕上がり…
どうぞお手元にてご堪能下さいませ。
【 お色柄 】
触れるととろけそうなほど、滑らかに肌上をすべる、しなやかな極上の絹布。
白地には丹後ちりめんを使用いたしました。
その地を顔映りの良い白鼠色に染め上げ、
お柄には、葡萄色や芥子色の濃淡にて、蔦葉の意匠を染め描きました。
気品に満ち、その伸びのある構図とともに唯一無二の素敵な着姿を演出します。
統一された最小限の色使いながらも匂いたつ花香とつややかな大人の女性の色気。
あくまでも抑えた色彩、それでいて広がる豊かな世界観。
華麗に品よくそれでいて
花びら1枚1枚にも強い生命力を感じます。
繊細に糸目に乗せられた金彩に、縁取りの金駒刺繍。
卓越したセンスが溢れ、研ぎ澄まされた空間に、
名門ならではの感性をあますところなく表現した本当によいお品です。
華美に走らない、大人の社交着。
原色の派手なお着物よりも、上質で、心に残る1枚を選んでいただきたく思います。
【 吉川染匠について 】
京友禅の染匠
1897年(明治30年)創業
ボカシ染、絞り友禅併用、友禅の色層、胡粉、
大胆な構図が特色。
ボカシ染では「山暈し」「雲暈し」「霞暈し」を
最も得意とする。
色層の限界へ挑戦、単色は濃度をコントロールしながら、
微妙な濃淡でその色の持つ表現力を最大限に引き出ししている。
また『白』色にこだわり、日本画でも使用される
顔料・貝胡粉を使用。同じ場面で、何度も何度も塗り重ね、
それにより浮き出ているかのような表情を演出している。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈約180cm 内巾36.5cm (最長裄丈約69cmまで 最長袖巾肩巾34.5cmまで)
白生地には特選丹後のちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、お付き添い、パーティー、芸術鑑賞、観劇など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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