商品番号:1519903
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
独特の意匠の美しさ…
証紙などございませんが
たれさきの柄名より
西陣の名門【帯屋捨松】の袋帯とわかります
【商品の状態】
リサイクル仕立てあがり品として
仕入れましたが
締め跡もほとんど見受けられず
おおむね美品としてお届けできます
【 お色柄 】
しなやかな風合いの帯地は趣あるこげ茶色
自然な地色にすっきりと冴える色彩で、
印象的な唐花を込めた横段の意匠を
大胆に綾なしました。
落ち着いた色彩の帯地から豊かにあふれ出すその彩り、
モダンでいて異国の風情を感じさせる意匠が魅力的なお品です。
しっとりとした織り上がりに、精緻な創りこみに名門の技が光ります
他の追随を許さないその意匠センスは、さすが「捨松」といえる仕上がり。
桜、鶯茶、赤葡萄、紫、藍、アイボリー、そして鈍い鈍い金彩…
捨松ならではの独特な彩りの感性で、
さりげない装いに無限のおしゃれを感じさせてくれる素晴らしい仕上がりです。
洋装の方の多い現代のおきものシーンでもご注目いただけるこだわりの和姿を
ご堪能頂ける事かと存じ上げます。
お洒落訪問着、色無地、付下げ、小紋、
また、織のお着物にもオススメの一品でございます。
【 帯屋捨松について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.48
安政(1854年〜1859年)年間創業
1955年(昭和30年)代に七代目社長の木村博之の父
木村弥次郎が、図案家であり、織匠、染色家でも
あった徳田義三に弟子入り、1978年に独立。
徳田氏から受け継いだ感性と精神を今に生かし
起こしたオリジナルの図案を元に、常に高い
技術を保持し、よりよい品質と高い文化性を持った
帯を製織している。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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