商品番号:1519658
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
毎年の生産数も限られており、
中でも黒は糸染めにも手間がかかり、なかなか仕上がらないと言われています。
織物ファンの永遠の憧れ…
綾織の技法による黄八丈を仕入れてまいりました。
圧倒的な粋姿を叶え、洗練された和姿を叶える黒八丈。
最近では本当に数も少なくなり、
原材料の高騰などで今まで以上に高額になりつつあります。
新品の反物は完全に取り扱いの状況。
室町を毎日仕入れに駆け回っていても滅多と出逢う事はございません。
証紙無しですが、信頼のおける古着問屋さんから仕入れて参りました。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ!
【 お色柄 】
黄八丈特有の草木染めの黄も素敵ですが…
本品は黒八丈とも呼ばれる深みのある地色。
やや茶味を感じさせる墨色の絹地には、
繊細な市松の地紋が織り出されています。
手仕事によって積み重ねられた…何とも美しい光沢を携えております。
昔の格子柄のような民芸味はあえて採用せず、都会的な洗練に。
現代の街並みにもしっくりとなじむ極上の織を堪能いただけます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 黄八丈について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年10月14日指定)
八丈島に伝わる草木染めの絹織物
その歴史は古く800年以前から納税品として納められ、
八丈島の名は「八丈織」から取られたとも言われる。
現在では後継者が少なく、黄八丈技術保存会が発足され
その技術者の保護にあたっている。
代表格である黄色の黄八丈の他に、黒を主にした
「黒八丈」、樺色を主とした「鳶八丈(とびはちじょう)」
がある。「ふしづけ」や「あくつけ」、「泥つけ」と
呼ばれる染めが特徴的で、糸染めに使う色は八丈刈安
(学名:コブナグサ)の黄、マダミ(学名:タブの木)の樺、
椎の木と泥染めを用いた黒の三色が主だった色で、八丈島の
厳しい自然の中で得られる染料が三色に限られた事に由来する。
製織には地機(じばた)が使われたが、現在はほぼ
高機(たかはた)による製織である。
伝統的な技術・技法
・先染めの平織り又は綾織りとする。
・よこ糸の打ち込みには、手投げ杼(てなげひ)を用いる。
・染色は、手作業による浸染とする。
※この場合において、染料は、コブナグサ、タブノキ又は
シイを原料とする植物性染料とし、媒染剤は木炭又は泥土とする。
他の地方で織られた類似品に米沢八丈、秋田八丈がある。
孤島で織られる着物好きの終着点。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※衿裏は引き紐の付いたお仕立てです。
八掛の色:墨黒色
身丈(背より) | 152cm (適応身長157cm~147cm) (4尺0寸1分) |
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裄丈 | 67cm(1尺7寸7分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 49.3cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お出かけ、カジュアルパーティーなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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