商品番号:1518513
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
琉球紅型三宗家『知念家』の琉球紅型を受け継ぐ、
知念紅型研究所【 知念冬馬 】氏による、
色鮮やかで美しい、琉球の花をあしらった
琉球紅型袋帯のご紹介です。
冬馬氏らしい、鮮やかな彩りでお柄が
染め上げられた名古屋帯に裏地をつけて
袋帯にお誂えされたお品で、無地感覚のお着物や、
同じ琉球染色の花織、琉球かすりなどのお着物に
あわせていただくとはっとする印象的な帯姿を
お楽しみいただけることでしょう。
【 お色柄 】
薄手で光沢のある紗綾形に花丸の地紋が織りだされた
紋意匠地を落ち着いた藍鼠に染め上げ、京紫、赤紫
赤、桃色、淡水、青、鬱金、鳶、青藤などのくっきりとした
彩りで、小花に流水があしらわれております。
【 商品の状態 】
やや使用感、うっすらと着用シワはございますが、
中古品としてはおおむね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【 知念冬馬について 】
下儀保知念家十代目
知念紅型研究所社長
17歳より知念紅型研究所にて、祖父である
故・知念貞男氏の下紅型作りに従事。
10代後半から京都や大阪、イタリアのミラノで
グラフィックデザインを学び22歳で知念家十代目
(下知紅七代)として伝統的技術を継承し工房を
引き継ぐ。
現在は工房の当主として若手職人の育成をするとともに、
国内のみならず海外などにも琉球びんがたの普及、
発展に尽力している
【 経歴 】
1988年 沖縄県生まれ
【 受賞歴 】
2013年 第六十六回沖展 入選
2014年 第六十七回沖展 入選
2015年 沖縄新鋭選抜協議会 準選抜受賞
2016年 第六十九回沖展 うるま市町賞受賞
第五十二回西部伝統工芸展入選
2017年 第七十回沖展 奨励賞受賞
第五十三回西部伝統工芸展
西日本新聞社賞受賞
2018年 第七十一回沖展 奨励賞受賞
2019年 第五十四回西部伝統工芸展
奨励賞受賞
2020年 第七十二回沖展 奨励賞受賞
2021年 第六十八回日本伝統工芸展
工芸会新人賞受賞
2022年 第七十三回沖展 奨励賞受賞
【 知念紅型研究所について 】
琉球時代から長く続く紅型三大宗家のひとつ
知念家の下儀保知念家八代目・知念貞男が
沖縄県那覇市に1972年に創設
下儀保知念紅型を再開させた。
現在は知念冬馬が代表をつとめている
【 琉球紅型について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1984年5月31日指定)
早くは13世紀から起源を持つと言われる、
独自の染技で育まれてきた沖縄の染物の総称。
鮮明な色彩、大胆な配色、図形の素朴さが特徴。
「紅型(びんがた)」の呼称は昭和に入ってからで
それまでは「型附(カタチキ)」と呼ばれた。
階級によって使用できる色と模様が異なり、黄色地は
王族以外は使用不可、図柄が大きく肩と裾に模様がある
二段肩付は王族を示す柄である。
大部分は首里で作られ、知念・沢岻・城間の三家が
御用紅型師であった。
琉球紅型には下記の種類がある
紅型:「琉球びんがた」のビンは「色彩」の意があり、
白地紅型、染地紅型、返し型、朧型、手附紅に分類される。
これらは型附(カタチキ)と呼ばれる糊置防染手法による
型染めで、型紙を当てて生地に糊を塗り、そのあとで
取り去った型紙の模様の部分に色を差す染め方で、
さらに地染めが施されるものもある。
藍型:藍の濃淡や墨で染められた紅型。
えーがたと呼ばれ、白地藍型、黒花出し、白花出し、
浅地花取り、藍朧(えーうぶるー)などに分類される。
型紙は染地(線彫り)型を使う。
濃藍から各種の藍の変化と地の白とで、大きめの模様で表現する。
筒描き:糊引(ヌイビチ)と呼ばれ、紙を使用せずに
防染糊を入れた円錐状の糊袋の先から糊を絞り出しながら
生地に模様を描き、そのあとで模様の部分に色を差す方法。
技法的にも難しく、均一に絞り出すために布面に垂直に置き、
進行方向に傾けながら一気に線を引かなければならない。
絹100%
長さ約4.48m(お仕立て上がり)
柄付け:太鼓三通柄 ※タレ先は無地
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下、色無地、小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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