商品番号:1513041
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
名門、染の北川より独立された京の一流染匠、
【 一富司 】より特選九寸名古屋帯のご紹介です。
あまりお耳にされたこともないかもしれません。
上等なお品ばかりを取り扱われ、図案からこだわる一流の染匠さんです。
ひとつひとつに丁寧な伝統京友禅の美技を…
じっくりとご堪能頂きたく思います。
今回ご紹介のお品は、昔から人気のあるベーシックなデザイン。
シンプルな意匠ほど、きわめて難しく、
熟練の手仕事、腕の良い職人さんでないと染められません。
また定番のお柄ですが、今は少なくなっており
探すと案外見つかりません。
さらには良い染め物が少なくなった今、
本当に良いものだけにこだわって
これだけのものづくりをされる染匠さんは中々ございません。
流行り廃りなく末永くお召しいただける上質な一本。
ぜひともお手元でご覧いただければ幸いでございます。
【 お色柄 】
極上の染め色を堪能いただける塩瀬の帯地。
ピンと張ったその地を、穏やかな白茶色に染め上げて。
お柄には、細やかな疋田を込めた
雪輪文様が染めあしらわれました。
上品な金彩加工と相まって
帯地から浮かび上がるような存在感を備え、目に留まる秀作です。
本当に良きものは何年たっても飽きることなくなく
存在感あるとっておきの一つとして
ぜひとも上質な帯姿をご堪能くださいませ。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを4mまでご指定いただけます。
※ご指定のない場合は弊社標準の約3.6m前後で仕立て上がります。
柄付け:お太鼓柄
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
◆最適な着用時期 9月~翌年6月の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お稽古事、お出掛け、ご旅行、街着など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織のお着物
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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