商品番号:1512470
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
洒落着物といえば…の定番、大島紬。
着心地もよく、古典柄からモダンなデザイン、
縞などなど、幅広いお柄、お色がありカジュアルシーンに
個性を演出してくれる織のお着物でございます。
本コーディネートでは、そんな大島紬の中でも
お色は大島の代名詞とも言える、泥染の深い褐色地に
デコラティブな唐草を織り上げたものをチョイス。
帯には『織のお着物には染めの帯』が定石と言われますが、
バランスの取れた銀糸使いのモダンなデザインの名古屋帯を
あえてコーディネートいたしました。
紬素材といえば、帯合わせには洒落袋帯が染帯が定石。
これは、『染めの着物には織の帯』という
暗黙のルールからきておりますが、ざっくりといえば
一昔前、着物がワードローブだった時代には各家庭に
ある着物は
・染めのお着物…白生地に柄を染めた「やわらかもの」で
訪問着、付下げ、色無地、小紋など
・織のお着物…絣織などの紬
という分類がはっきりとしていて、
洒落物(織物)イコール普段着。
普段着に金糸(箔糸)を使ったフォーマルの帯を
あわせるなんて、チグハグはご法度…という概念からでした。
しかし、昨今は『紬』といえばの結城や
大島、牛首などの織のお着物にも金銀糸を
用いた帯をあわせたスタイルが増えて参りました。
これは紬地の染めを施した『訪問着』や、
通称『やわらかもの』と呼ばれる染めのお着物も
フォーマル向きではないデザインが生まれたため。
なので、本コーディネートのように、
織のお着物の中では比較的光沢のある大島紬に、
控えめな銀糸使いの帯をあわせていただいても
何ら問題はございません。
【 商品の状態 】
お着物、帯ともに未仕立ての新品となっております。
※帯締め、帯揚げにつきましては
新品のお品をお見立てさせていただいております。
【 桝屋高尾について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.277
1960年(昭和35年)創業
徳川美術館の裂を復元した後、研究考案された
『ねん金綴錦』と、芯糸に色糸を使った『彩ねん金』は、
東洋の繊細な金糸の美しさと西洋の金属の豪華さの
両方の特色を併せ持った織物として内外から高く
評価され、桝屋高尾の代名詞ともいえる作品である。
【 沿革 】
1935年 高尾弘(ひろむ)京都・西陣に生まれる。
16才で父・髙尾源之助を亡くしてからは伯父である
髙尾菊次郎に師事、西陣織の伝統の中でその技術と
感性をひたすらに磨き、1960年に株式会社桝屋髙尾を
設立した。
タレ先には高尾弘の『弘』が織り込まれている。
※2016年3月に高尾朱子による新作発表会が
京都にて行われ、この会以降タレ先に従来の
「弘」ではなく「桝源」と織り込まれている。
【 紬着尺 】
絹:100%
長さ:約12.3m
内巾:約37cm(最長裄丈約70cm 袖巾肩巾35cm)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品・本場大島紬
本場奄美大島紬織物協同組合の証紙
古代染色純泥染の証紙
【 名古屋帯 】
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約3.6m~3.7(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
おすすめの帯芯:綿芯「松」
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向きのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
この商品を見た人はこんな商品も見ています