商品番号:1512140
(税込)
【仕入れ担当 中村より】
染めと織の先駆的クリエーター【じゅらく】より、
帝王紫を用いて、織り出された特選袋帯のご紹介です。
しかもこの良きお色柄!
贅沢な一条を是非お手元でご堪能いただければ幸いでございます!
どうぞお見逃しなく!
【お色柄】
しなやかな帯地はシックな紺色を基調として。
その地にたっぷりの引箔糸を一面に織り込んで、
その上に帝王紫で咲き誇った菊や紅葉、桔梗を施しました。
帝王紫による美しい色糸や地と調和をなす彩りの絹糸は、
奥行ある幽玄な帯姿を演出します。
じゅらくならではの、気品に満ちた紫のお色。
細やかな意匠美を、贅沢に表現しております。
色留袖から訪問着、付下げ、色無地などとのコーディネートを、
お楽しみくださいませ。
どうぞこの機会をお見逃しなきようお願いいたします。
【朧銀華について】
最高純度のシルバー&ブロンズ合金(朧銀)だけがつくりだす、艶めきの結晶―朧銀華。
シルバーとブロンズの合金を作る過程で生まれる銀の結晶を帯の一糸一糸に息づかせました。
銀を工芸典雅の美に綾なした、ときめきの華模様が、あでやかなきもの姿を演出いたします。
【帝王紫について】
「帝王紫」という特殊なお色は、
その彩りの美と希少性により、古代ローマなどでは、
高貴な位に就く者しか使用することができなかったと言われております。
特殊な貝の色素(1gの染料を採るために2000個もの貝を要する)から染め出した
高貴でかつ、美しい紫色でございます。
【 じゅらくについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.329
※(現・川島織物セルコン 身装・美術工芸営業本部
じゅらく営業部)
豊臣秀吉ゆかりの聚楽第にちなんだ
五三の桐をモチーフに繭玉に見立てたロゴを使用。
じゅらくは帝王紫や黄金繭など素材や染料を開発し、
着物の概念を破る斬新な帯を作り続けてきた
西陣のトップメーカー。
御所人形(別名:伊豆蔵人形)を商いとしていた
伊豆蔵屋を祖とした伊豆蔵福治郎が、1930年(昭和5)に
はじめた織物業『伊豆蔵福機業店』に端を発する。
1964年に「じゅらく」に名を改めた。
現在、川島織物セルコンの子会社として運営しており、
完全受注正産制を取っている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% 指定外繊維以外
長さ約4.3m(お仕立て上がり時)
じゅらく謹製
西陣織工業組合証紙No.329
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添い、お茶席など
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
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