商品番号:1506020
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
長野県信州の伝統的織物【信州上田紬】着尺のご紹介です。
真綿から紡いだ手紬糸を丹念に織り上げた逸品。
掘り出しでお値打ちにご紹介させていただきますのでどうぞお見逃しなくお願い致します!
【 お色柄 】
あくまで、シンプル。
お色は黒茶色を基調にして、
矢羽絣の間道が織りなされて。
素材の良さを感じさせる信州の紬。
まさに現代好みのシンプルな素材感重視の装いに。
品良い染め帯や、しゃれを効かせた織りの帯、もちろん無地調にもすっきりと。
長野・信州よりあたたかな織りのおきものを…
滅多とご紹介できない一品でございます。
どうぞお見逃しなく!
【 上田紬について 】
上田紬の興りは戦国時代まで遡ります。真田氏の開祖・真田昌幸(真田幸村のお父さんです)が上田の産業振興のために「真田織」という織物を奨励したことから始まったとされています。
それがやがて真綿から紡いだ糸を原料にした紬の織物に進展し、養蚕の隆盛や真田父子の活躍とともに全国に広まって行きました。
江戸時代初期、茨城県結城地方の代官となった伊奈忠次という人に招聘されて上田から大勢の染織技術者が彼の地へ赴いた時代があります。
当時、上田の染織技術は洗練された先進技術として全国的に認知されており、
その技術をもって結城地方の染織産業の振興に大きな役割を果たします。
結城紬が全国的なブランドになった基礎には上田紬の技術が基礎にあったと言えるのです。
信州上田紬は昔から「三裏紬」と呼ばれており、
表地一枚につき、裏地を三回取り替える程丈夫と言われております。
そんな長い歴史を持つ。信州上田紬。
風合いは結城紬ほどの毛羽立ちはなく、しなやかで軽い織り味。
【 上田紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
※信州紬(上田紬・飯田紬・松本紬など
県内の様々な紬を一括しての指定)
国指定伝統的工芸品「信州紬」のひとつ。
長野県上田地方、更科、小県、埴科地方、とくに
千曲川上流地帯でつくられる紬織物で、
上田を集散地としたため上田紬と呼ばれた。
江戸寛文年間(1661~73)に伝えられ、
江戸中期ごろから和糸生産の発展につれ、養蚕から
生じる屑繭、玉繭を利用し、農家の副業として
盛んになり、天保年間(1830~44)に最盛期となった。
もともとは玉糸が使用されていたが、現在では
経糸に生糸、緯糸に紬糸(多くは機械を使用する)を用い、
一部は高機による手織であるが、力織機による製織のものが
多くなっている。
絣のものも織り上げはあるが、縞柄が主で、
普段着向きの着尺地として使用される。
厚手で丈夫な地風で、江戸時代には
大島紬や結城紬と並ぶ「日本三大紬」として
一世を風靡した。
絹100%
長さ約12.1m 内巾36.5cm(裄69cmまで)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 女子会、街着、ランチ、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 九寸名古屋帯、八寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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