商品番号:1499435
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
夏の装いを飾る、シンプルなデザインの
西陣夏物九寸名古屋帯のご紹介です。
6月の単衣や盛夏に御召いただく薄物のお洒落着に合わせて、
小紋や織りのお着物によく似合うナチュラルな風合いが魅力です。
華美によらず無駄のない素朴な風合い。
ゆるりと肩の力を抜いて、涼やかな帯姿をお楽しみいただけることでしょう。
【 お色柄 】
温かみのある白茶色の地を基調とし、
そこに淡い灰色のチェック模様をすっきりと通わせました。
重ねるように織りなした葡萄色の横段霞模様がアクセントに。
柔らかい自然な紫が落ちついた上品な印象を添えて、
大人カジュアルな美しい印象のお色柄でございます。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約3.67m
柄付け:お太鼓柄
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏、5月下旬~6月の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン お出掛け、お稽古、街着 など
◆あわせるお着物 小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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