商品番号:1497740
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
■■プレス加工サービス■■
着用済みの中古品として仕入れてまいりましたので締め跡がございますが、
こちらの帯はお届け前にプレス加工を施し、出来る限り良い状態でお届け致します!
今回ご紹介のお品は西陣織の隠れた大御所として、業者間で高い評価を受けている
【紫幸織】による本袋帯です!
類まれな意匠力と、キメ細やかな織の風合い。
見るほどに引き込まれるセンスの良い色糸使い。
センス溢れる老舗の逸品を
お仕立て上がりならではのお値打ち価格でお求めくださいませ!
※お届けに1週間程度お時間を頂戴いたします。
(年末年始などの長期休暇は+2週間程度かかる場合もございます)
【 お色柄 】
鮮やかな黄色の帯地は、しなやかな錦織地。
キュッと絹鳴りのするキメ細やかな織が特徴で、締め心地の良い印象です。
その地に『琉球三友文』と題された、
松竹梅などの意匠が織りだされました。
帯地に鮮やかな緯糸や輝く金糸が見事に浮かび上がり、
老舗らしい独自の世界感を感じさせてくれます。
しなやかで締め心地の良い機能性と品格に、
個性を併せ持った面持ちに仕上がっております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 本袋帯について 】
ご存知の通り、高級品にのみ許されるのが、「本袋」。
表地を同時に、輪のように織り上げる帯のことでございます。
つまり、表の地組織と裏の地組織は同じ様にいたします。
なぜなら、表裏の織巾が合わなければ帯にならず、縫い袋のように、
表裏別々に織って後で縫い合わせるわけにはいかないからです。
表裏同時に、輪のように織り上げる本袋帯。
織り場では、織りあげつつあるお柄を見ることができません。
したがって織人の熟練が必要とされますし、大変難しい織物です。
縫い袋を織る職人さんは現在でもまだまだ居られますが、
本袋を織りこなす職人さんは、かなり限られてきております。
お太鼓結びに締めていただくと、耳付きが薄いので、
前・横から見ていただいた時にお太鼓が大変綺麗に映ります。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m
柄付け:六通柄
耳の縫製:本袋
◆最適な着用時期 10月~翌5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ~30代
◆着用シーン 式典、お食事会、パーティー、観劇、芸術鑑賞、お付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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