商品番号:1528140
(税込)
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【 仕入れ担当 戸高より 】
西陣織の隠れた大御所として、業者間で高い評価を受けている
「紫幸織」による袋帯のご紹介です。
類まれな意匠力と、キメ細やかな織の風合い。
それを本袋で織り上げるという高い技術に魅了されて仕入れて参りました!
お仕立て上がりならではのお値打ち価格でお届け致します。
見れば見るほど引き込まれるセンスの良い色糸使い。
色留袖や訪問着、付下げなどと合わせて、
格調高いフォーマルコーディネートにご使用くださいませ。
着物で装う特別な良き日に、しっかりと映えるその風格。
確かな織で、どこか洋を感じさせるデザインで仕上がった帯は、
末永く受け継いでいっていただけるもの。
もちろん数あるお品ではございませんので、どうぞこの機会をお見逃しなく!
【 お色柄 】
銘[ 讃州桐唐草 ]
シックな黒色を基調とした帯地は、しなやかな錦織地。
キュッと絹鳴りのするキメ細やかな織が特徴で、締め心地の良い印象です。
この地に、金糸と多彩な絹糸を用いて
存在感のある桐唐草模様が織り成されました。
シックな帯地に、豪華な輝きが見事に浮かび上がり、
老舗らしい独自の世界感を感じさせてくれます。
しなやかで締め心地の良い機能性と品格に、
個性を併せ持った面持ちに仕上がっております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 本袋帯について 】
ご存知の通り、高級品にのみ許されるのが、「本袋」。
表地と裏地を同時に、輪のように織り上げる帯のことでございます。
基本的に、表の地組織と裏の地組織は同じ様にいたします。
なぜなら、表裏の織巾が合わなければ帯にならず、
縫い袋のように、表裏別々に織った後で縫い合わせるわけにはいかないからです。
表裏同時に、輪のように織り上げる本袋帯。
織り場では、織りあげつつあるお柄を見ることができません。
したがって織人の熟練が必要とされますし、大変難しい織物です。
本袋帯と縫い袋帯を並べて見比べていただきますと、
すぐにお分かりいただけるかと思います。
その違いは、帯の両端、つまり耳の厚みでございます。
これこそが本袋帯の一番の特徴で、縫い袋帯の半分の厚みですので、
薄く綺麗にたたむことができます。
またお太鼓結びに締めていただくと、耳付きが薄いので、
前・横から見ていただいた時にお太鼓が大変綺麗に映ります。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く) 長さ4.4m(お仕立て上がり)
◇六通柄
※関西仕立て
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 式典、お食事会、パーティー、観劇、芸術鑑賞など。
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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