商品番号:1489704
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【 仕入れ担当 田渕より 】
是非ともお手にとって見ていただきたい…
重要無形文化財「友禅」保持者、
人間国宝・故羽田登喜男氏による特選九寸名古屋帯をお届けいたします。
国宝が生み出した美の世界を…
是非お手元でご堪能下さいませ。
【 お色柄 】
ふっくらとシボ立ち豊かなちりめん地。
しなやかな手触りに穏やかな光沢が高級感にあふれて。
地色はシックな黒色で、氏の美しい友禅がいっそう際立ちます。
お太鼓にはふわりと叩き染めを施し、
氏の代名詞、鴛鴦を水面に浮かべてあらわされました。
無地場とお柄との対比が素晴らしい、計算され尽くした意匠構成、
一柄一柄に息を吹き込むかのような、繊細な配色センス…
羽田氏の鴛鴦を真似た類似品も数多くございますが、
やはり、全てが相まった際の存在感は他を寄せ付けず、
独特の堂々とした世界観が感じられます。
国宝と認められた確かな染めの職人技をご堪能くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【羽田登喜男について】
加賀と京の友禅を融合させ、手書きの友禅に独自の意匠を見出した巨匠。
「羽田友禅」とも呼ばれる世界を確立した、羽田登喜男氏の
代名詞ともいうべき代表的文様…『鴛鴦』。
あまりにも有名なその鴛鴦紋、一羽ふえるごとに数十万とも、百万ともいわれる、
あまりにも有名な柄行きですので着物通の方ならばご存知かと存じ上げます。
惜しまれながらも登喜男氏は他界されておりますので、現在では氏自らが
創作する作品はございませんが、生前の氏とともに創作に携わってきた
ご子息の登氏が、現在でも氏の技術、感性そして精神を受け継ぎ、
気品に満ち溢れた「羽田友禅」の世界を表現し続けております。
明治44年(1911):1月14日金沢市生まれ。
大正14年(1925):金沢で友禅師南野耕月に入門。
昭和06年(1931):京都で曲子光峰に師事。
昭和12年(1937):京都で独立。日本伝統工芸展を中心に活躍。
昭和51年(1976):第23回日本伝統工芸展東京都教育委員会賞、藍綬褒章。
昭和53年(1978):京都府美術工芸功労者。
昭和57年(1982):勲四等瑞宝章。京都府在住。
平成20年(2008):死去
絹100%
長さ約3.65m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、音楽鑑賞、お出かけ、お食事、お稽古など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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