商品番号:1488193
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【 仕入れ担当 岡田より 】
稀代の着物作家にして、自然を心から愛し、
礼賛した久保田一竹の「一竹工房」より、希少な逸品をご紹介いたします。
世界が認める氏の辻ヶ花は、まさに美術品の域に達しているといっても過言ではございません。
大量生産の辻ヶ花とは比べるまでもなく、
少し名の通った作家の作品ですら、その気品や格調、
存在感において、一線を画しております。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
差し込む光にそっと浮き沈みするような、
繊細な金通しで表現された御召地。
深い千歳緑色を基調にして笹に「一竹辻が花」の文字を織りなしました。
金糸の濃淡が絶妙に入り混じり、印象的ながらも気品に満ちて。
一竹が生涯にわたり心血を注いだ、「一竹」の染め…
その心と技を引き継いだ、一竹工房入魂の作品。
どうぞ本物の味わいをご堪能くださいませ。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに締め跡、たたみジワがある程度で、すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 久保田一竹について 】
室町時代に一世を風靡した「辻が花」。
江戸時代になると突然姿を消し、別名“幻の染め”とも呼ばれている。
その研究に人生を捧げ、その世界を独自の感性で蘇らせたのが初代・久保田一竹氏。
一竹氏の辻が花との出会いは20歳の時。
東京国立博物館での衝撃により生涯をその研究にささげることを決意。
召集、敗戦、ソ連への抑留を経験しながら、1948年、31歳で無事復員。
従来手懸けていた手描友禅で生計をたて、40歳にしてやっと本格的に『辻が花』の研究に取り組み始める。
60歳にして初めて納得のいく作品が完成、これを[一竹辻が花]と命名。
一竹氏は他界されているため、現在では氏自らが創作する作品はない。
しかし生前の氏とともに創作に携わってきた職人たちが、
現在でも氏の技術・感性・精神を受け継ぎ、作品を年間わずかな数にて創作されている。
【 二代 久保田一竹について 】
本名:久保田悟嗣(さとし)
現一竹工房代表
生前の初代・久保田一竹とともに創作に携わり、
技術、感性そしてその精神を受け継ぎ
作品作りをしている。
【 経歴 】
1955年(昭和30年) 10月7日生まれ
1980年(昭和55年) 上智大学経済学部卒業
1982年(昭和57年) 米国ボストン大学大学院(SPC)修士卒業
1983年(昭和58年) 帰国後、(株)一竹辻が花設立
代表取締役社長に就任
1994年(平成6年) 10月久保田一竹美術館(河口湖)開館
2001年(平成13年) 一竹工房・代表取締役社長に就任
2003年(平成15年) 久保田一竹美術館・館長に就任
2006年(平成18年) 二代・一竹を継承
表裏:絹100% (お誂え・お仕立ては手縫いです)
※別誂八掛付き、衿裏は引き紐の付いたお仕立てです。
身丈(背より) | 153.5cm (適応身長158.5cm~148.5cm) (4尺0寸5分) |
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裄丈 | 64cm(1尺6寸9分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 45cm(1尺1寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 28cm(7寸4分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈72cm (1尺 9寸 0分) 袖巾36cm (9寸 5分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、お出かけ、お付き添い、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる帯 袋帯、九寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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