【人間国宝 故:北村武資】 特選工芸経錦袋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「正倉院葡萄唐華紋」 亡き名匠の逸品 落ち着いた彩りで末永く

商品番号:1485740

¥437,800

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【 仕入れ担当 岡田より 】

人間国宝【 故:北村武資 】氏による、
重要無形文化財技術【 経錦 】の技法を用いて
織り上げられた、正倉院文様の経錦の特選袋帯のご紹介です。

古代織の再現に留まらず、現代に生きる織を。
織物の新しい世界に挑戦し続けた武資氏の経錦。

残念ながら2022年3月31日に逝去されたため
これより先新たな作品の創作はございません。

現存するお品もどんどん流通量が減りますので、
お探しの方はお見逃しなきようご検討くださいませ。


【 お色柄 】
しなやかでコシのある、落ち着いた焦茶色地に、
紅鳶と胡桃色の糸使いで、大きな正倉院葡萄華紋が
大胆に織りだされております。


【 商品の状態 】
着用品として仕入れてまいりましたので着用跡や畳みジワがございます。
また結んだ時に差し障りございませんが
中の無地部分に摩擦による筋がございます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)
中古品としての流通量も年々減少傾向にございます。
お目に留まりましたら何卒お見逃しなさいませんようお願い致します!


【 経錦について 】
色糸を経糸に重層的に組むものをさし、
経糸の浮き沈みで地と文様を織り出した錦のこと。

中国より渡来し、七~八世紀の飛鳥・奈良時代の
遺品として法隆寺や正倉院にその作品を見る。
数色の色経糸をまとめて1本のように扱って
地や文様に必要な色経糸を表に出し、残りの色経糸を
裏側に沈めることによって表現される技法。
経糸の密度が上がることで表情できる自由度が減り、
制約が大きくなるため歴史上では衰退した。



【 北村武資(重要無形文化財保持者)について 】
【 生年・認定年 】
1935年(昭和10年)8月18日生。
1995年(平成7年)重要無形文化財保持者「羅」保持者に認定
2000年(平成12年)重要無形文化財保持者「経錦」保持者に認定
2022年(令和4年)3月31日没 享年86歳

早くに父を亡くし、15歳から西陣の機屋に働きに出て、
そこで基本となる技術を習得、1959年には
初代・龍村平蔵の織の世界を継承する
龍村美術織物に入社。

1960年に京都市北区紫野に小さな機場を借りて
独立後は『織とはなにか』を研究、高度な製織技術を
精力的に探求し、裂の復元や再現、織の技術の発展に
尽力している。

【 略歴 】
1951年 京都西陣で織物業に従事
1962年 法衣金襴制作技術者として独立
1965年 第12回日本伝統工芸展入選
1968年 第15回日本伝統工芸展 NHK会長賞受賞・日本工芸会正会員
1971年 京都国立近代美術館「染織の新世代展」
1983年 「亀甲花葉文経錦」文化庁買上
1987年 「忍冬花文羅」京都府立総合資料館買上
1990年 京都府指定無形文化財保持者「羅」「経錦」認定
    MOA美術館岡田茂吉賞工芸部門大賞受賞・日本工芸会理事
1994年 第41回日本伝統工芸展 日本工芸会保持者賞受賞
1995年 重要無形文化財保持者「羅」認定
    日本伝統工芸展等の鑑・審査員を歴任[2]
1996年 紫綬褒章受章
2000年 重要無形文化財保持者「経錦」認定
2005年 旭日中綬章受章
2022年 3月31日没 享年86歳



【 北村武資(重要無形文化財保持者)について 】
【 生年・認定年 】
1935年(昭和10年)8月18日生。
1995年(平成7年)重要無形文化財保持者「羅」保持者に認定
2000年(平成12年)重要無形文化財保持者「経錦」保持者に認定
2022年(令和4年)3月31日没 享年86歳

早くに父を亡くし、15歳から西陣の機屋に働きに出て、
そこで基本となる技術を習得、1959年には
初代・龍村平蔵の織の世界を継承する
龍村美術織物に入社。

1960年に京都市北区紫野に小さな機場を借りて
独立後は『織とはなにか』を研究、高度な製織技術を
精力的に探求し、裂の復元や再現、織の技術の発展に
尽力している。

【 略歴 】
1951年 京都西陣で織物業に従事
1962年 法衣金襴制作技術者として独立
1965年 第12回日本伝統工芸展入選
1968年 第15回日本伝統工芸展 NHK会長賞受賞・日本工芸会正会員
1971年 京都国立近代美術館「染織の新世代展」
1983年 「亀甲花葉文経錦」文化庁買上
1987年 「忍冬花文羅」京都府立総合資料館買上
1990年 京都府指定無形文化財保持者「羅」「経錦」認定
    MOA美術館岡田茂吉賞工芸部門大賞受賞・日本工芸会理事
1994年 第41回日本伝統工芸展 日本工芸会保持者賞受賞
1995年 重要無形文化財保持者「羅」認定
    日本伝統工芸展等の鑑・審査員を歴任[2]
1996年 紫綬褒章受章
2000年 重要無形文化財保持者「経錦」認定
2005年 旭日中綬章受章
2022年 3月31日没 享年86歳

- 素材・サイズ

絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.4m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 軽い格式のお茶席、和のお稽古、芸術鑑賞、観劇、ホテルランチ など

◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋、織のお着物 など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

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