商品番号:1485694
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
西陣の名門【とみや】謹製の創作品でございます。
風雅な意匠をあしらった一本…
なんとも素敵な一条にございます。
伝統に裏打ちされた、創作性の高さをまずはじっくりとご覧いただきたく存じます。
【 お色柄 】
しなやかな織り口の墨色の帯地は、しっとりと上品な輝きの金箔を施して。
しっかりと密な織り込みに艶めきたっぷりの表情で、重厚感の漂う一本に仕上がってございます。
その地にあらわされた流水と梅の模様。
揺らぐ縞の構図に合わせて柄を織り分けた洒落たデザインが魅力の一条です。
随所に配された箔糸の艶めきが確かな存在感を放ちます。
シンプルながら、他にはない趣味性豊かな印象を作り出します。
細やかな織り味と古典に培われた豊かなデザイン性が、
今も装う人、見る人、ともに飽きさせない味わい深い作品です。
個性派の大人のカジュアルをお届けいたします。
どうぞ末永くご愛用いただければ幸いでございます。
【 商品の状態 】
長期在庫処分品として仕入れてまいりました。
特に目立つ難等はございませんが、ご了承の上、お目に留まりましたらお値打ちにお求めくださいませ。
【 とみや織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.308
1956年(昭和31年)設立
創業者 冨家伊兵衛
明治初年頃に冨家伊兵衛により
西陣の織物商として創業。
後、織元に転業したが太平洋戦争で一時休機。
戦後すぐに「冨家機業店(とみいえきぎょうてん)」
の屋号で事業を再開、1956年(昭和31年)に
「とみや織物株式会社」を設立。
京都市オスカー賞を受賞した技術の高さで、
米・露大統領、モナコ皇太子、国会議員など国内外の
著名人の肖像織物をはじめ、寺社仏閣への奉納用織物、
映画の衣装、駅伝やマラソンのゴールテープなど、
幅広い分野で評価を得ている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No308 とみや謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
額縁仕立て
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、ご趣味の集まりなど
◆あわせるお着物 カジュアル訪問着、付下げ、色無地、小紋
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