商品番号:1457510
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【仕入れ担当 竹中より】
国宝の感性を一条に込めて…
漆工芸分野の人間国宝、大場松魚先生の世界を
西陣の名門、となみ帯の熟練の匠が一条の帯に託し、
その比類なき芸術性と感性を織り上げた魅力あふれる袋帯のご紹介です。
特に漆の加飾技法における「平文」でその落ち着きと煌びやかさを相もつ作品群は、
日本の伝統美の根源である自然の風物詩を謳いあげた大和絵が中心となっており、「和光の世界」と呼ばれています。
織り技術のもつ表現の可能性で、どこまでその美を近づけられるかを
その名門の意匠力と伝統技術をかけて妥協することなく作り上げた作品を
どうぞお見逃しないようご覧下さいませ。
【お色柄】
しっとりと織り上げられた帯地。
落ちつきある焦茶色の地には、
美しく光を捉える金箔の間道に
蒔絵短冊箱をモチーフとした意匠があらわされました。
悠久の時を感じさせつつ、幻想的なムードが漂います。
品格を感じさせるハイセンスなコーディネートをお楽しみください。
自信と責任をもってお勧めできる1本です。
どうかこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
【商品の状態】
未着用新古品品として仕入れて参りました
新品同様の美品。。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 となみ織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.452
1919年(大正8年)創業
嘉永3年(1850年)、初代礪波宗介が富山県砺波より
組紐師として入洛し創業。後、京都御所の御用となり、
組紐屋から織物へ発展、現在では西陣有数の
帯メーカーのひとつとなった。
日本の伝統産業を担うものとしての責任と誇りを持ち、
時代の新しい美しさを追求したモノづくりを続けている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.38m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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