この面持ち…
きっとみなさまお分かりいただけましょう。
今はなき染の北川さんが染め上げられた創作品。
現在では物作りをされていませんが
本品は問屋さんが大事におもちになっていたものを特別にご紹介させて頂けることになりましたお品です。
当時の相場からするとかなりお値打ちになっていますので
北川ファンの方にぜひおすすめしたいお品です。
ご説明の必要もないことでしょう。
伝統を守りつつも時代の風を読んだ創作姿勢を心がけ、
常に最上のものを追求する…
北川さんのその精神は、 すばらしい作品群に見事なまでにに反映されています。
おそらく何十年たっても、次世代の方が袖を通したいお着物ではないでしょうか。
最高のきものを作るには、最高の素材から。
それが、京の名門「染の北川」の願うものづくりの姿勢。
最高の染め色を引き出すとともに、なにより、お袖を通す方の「着心地の良さ」を。
生地の内側に水分をたっぷりと含んだかのような、独特の手触り、肌すべり。
比べてみれば、その差は歴然。
プロの口から発せられた、「まるで天からの贈り物」という言葉にも納得です。
さらりとしていながら肌にやわらかにふれる…その感覚。
お色は、白茶色から淡黄色、灰色に暈し染め上げて…。
意匠には割付模様を繊細に表現して
上質の絹にあしらわれた最高級の染め。
彩りも京ものらしい「はんなり」にまとめあげられ、
日本の伝統美を今に伝える一枚かと思います。
特別仕入れによって、かなりお値打ちに入荷いたしました。
染の北川さんの特選訪問着でございます。
昨今このようなお値段で出てくるものはまずございませんから、
どうぞこの機会をお見逃しなきよう、何卒お早めにお願いいたします。
現品限りにてお届けいたします!!
【 染の北川について 】
京の有名呉服メーカー
1955年(昭和30年)創業
※2017年廃業
様々な着物専門誌にも多く取り上げられ、
着物ファンに広く知られていた。
訪問着、留袖、振袖などのフォーマル品、
逸品物を創作。
染、意匠へのこだわりはもちろん、生地の
開発なども手掛け、「和木沢絹」
「CHULTHAINo.6(ジュンタイナンバーシックス)
などのブランド生地も有名であった。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈179cm 内巾36.5cm(最大裄丈裄69cm)
残念ながら2017年にお店を閉められた為
「染の北川」の作品が新たにつくられることはございません。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇
◆合わせる帯 袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解湯のし4,180円+※胴裏7,260円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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