商品番号:1470667
【 仕入れ担当 中村より 】
趣味性高い小紋の中でも、本当にコダワリの逸品を。
なかなかお見かけすることのない、手摺り友禅の最高級小紋着尺です。
今回ご紹介いたしますお品は、
プロの職人さんでなければ染め上げることの難しい、
かなり手間のかかる一反となります。
たくさんの型を使用していながらも、
ここまで美しく仕上げられるメーカーはほとんどありません。
商品がお手元に届いた際には、
それぞれのお柄を細かくご覧いただき、
その美しさに感動していただけることでしょう。
ぜひお手元でご堪能いただきたく存じます。
現品かぎり、お目にとまりましたら是非どうぞ!!
【 色柄 】
染め通りも大変美しい絹地。
そのさらりとしてしなやかな絹布は、国産絹を使用。
シックな濃紫色に染め上げて。
この色にもこだわりがございます。
ご存知かもしれませんが、作品を仕上げてみても、思い通りのお色にならないことがございます。
白生地や意匠によってもお色の仕上がりは異なって参ります。
こだわり抜いて染め上げられたこの深いお色を是非お手元でご堪能頂きく存じます。
意匠には丁寧な摺り友禅の加工によって繊細な花を込めた丸模様を表現して。
手間暇がかけられた分だけの美しい仕上がりがそこにはあります。
画面上でどこまで美しさを伝えられるかわかりませんが、素晴らしいの一言です。
【 京の一流染匠、「一富司」について 】
上等なお品ばかりを取り扱われ、図案からこだわる一流の染匠さんです。
ひとつひとつに丁寧なものづくり、伝統京友禅の美技。
比較的新しい染匠さんですが、
その仕上がりには定評のある一流染匠さんでございます。
【 摺り友禅について 】
本摺り友禅は、平安末期に始まった京友禅最古の技法と言われています。
刷毛で丁寧に丁寧にお色をつけていき…
力感や色の濃さは何度も重ねて塗ることによって生まれます。
型紙を約13mに渡って繰り返し染めていくため
非常に時間がかかりますが、この時には均一な力加減で色を刷り込む必要があります。
型紙の枚数は多いものでは数十枚もの使用するため、
熟練の職人さんでしかできない希少で贅沢なお品となります。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約12.4m 内巾37.5cm(裄丈71cmまで)
白生地には、日本の絹を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、お食事会、観劇、コンサート、行楽など。
◆あわせる帯 名古屋帯、洒落ものの袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
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