【夏物】 【染色美術　染の北川】 本手加工摺り友禅絽小紋 ＜五泉竪絽地＞ 「すすき」 さらりと極める上品…

ゆるぎない京の名門による…

日本人の美しき感性が凝縮された、自然美映し出す小紋。
もはやご説明も不要のことでしょう。
染の北川、特選摺り友禅絽小紋をご紹介いたします。

生地にも染めにもこだわった、本物のもつ力を堪能いただきたく思います。
白生地には五泉の駒絽地を使用しております。
五泉の駒絽は、越後（新潟県）の五泉市で産出される織物ですが、
五泉の織物の歴史は古くは五泉平（袴地）から始まり、
年間の平均湿度75％という絹織物にとって好条件に恵まれ、
現在は平絽・駒絽などの夏物白生地の品質が良く定評があります。

するりとしなやかな肌すべりの、上質な絽地。
上品で涼やかな夏虫色のその地に、丁寧な摺り友禅の技法にて、
優しくたゆたうようなすすきの意匠を浮かび上がらせました。

この構図、この配色。
まさに逸品の風格を醸し出しています。
安定感のある柄行は、きっと末永くご愛用いただけることでしょう。
たっぷりと水分を含んで染め上げられた意匠が、しっとりと匂やかな佇まいを演出致します。

夏の行楽、観劇、趣味のお出かけから軽いパーティーにまで、
本当に幅広いシーンでご活用いただけることでしょう。

末長く大切にしていただける方に…
京都室町より、心を込めてお届けさせていただきます。

【　染の北川について　】
京の有名呉服メーカー
1955年（昭和30年）創業
※2017年廃業

様々な着物専門誌にも多く取り上げられ、
着物ファンに広く知られていた。
訪問着、留袖、振袖などのフォーマル品、
逸品物を創作。
染、意匠へのこだわりはもちろん、生地の
開発なども手掛け、「和木沢絹」
「CHULTHAINo.6（ジュンタイナンバーシックス）
などのブランド生地も有名であった。