【二代 由水十久】 加賀友禅技術保存会会員 傑作本加賀友禅訪問着 絹鳴り光彩 三眠蚕1等品使用 「舞車」 細緻を極めた天才的な表現!

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中村 浩二

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憧れの逸品。
二代目・由水十久氏の傑作品が入荷いたしました。
気品溢れるお色と繊細なお柄の素晴らしい一品。
芸術的価値のある作品でございます。

生地代、染価がどうしても上がり今後ますます現実的な価格でのご紹介ができなくなってまいります。
自信を持っておすすめできる一枚でございます。
この機会是非ともお見逃しなきようにお願いいたします。

父である初代由水十久に染色を師事され、
昭和62年に独立、加賀友禅作家として落款登録されました。
その翌年の昭和63年7月に初代由水十久が死去。
平成元年に「由水充工房」を設立し、
同年7月に「由水十久工房」と改め、二代由水十久を襲名されました。

由水十久――
幾年もの時を経ても、本加賀友禅史上に燦然と光り輝き、
これから後も褪せることのない、その名。
美術品と同格、芸術的価値ある作品でございます。

二代 由水十久氏は、父であり師である初代に学び、その作風を受け継ぎました。
天才的な表現技法と配彩の妙、ことに緻密な人物描写は、時代を超えて、数多くの同じ作家の間からも高い評価を得ておられます。
昭和52年の初入選以来数々の賞を受賞し、現在もなお活躍を続けておられます。
しっかりとした日本画の素地を持ち、ただ美しいだけではない夢のある作品。
本品もその作風を存分に感じて頂けるお品です。

今回ご紹介のお品は、その二代・十久氏の、
繊細な筆致の童子をあしらったデザインの訪問着。

しなやか、かつ程よい重みを感じさせる上質なちりめん地を深く上品な白茶色に染め上げて…。
意匠は「舞車」を題材にして、山車に乗る童子のお柄が細緻に描き出されました。
その表現力、その意匠構成。
ご年齢を問わないお柄、またこちらのお色でしたら甘さをおさえた
深いお色のお品でございますので、お年を重ねられても
変わらず和姿をお楽しみ頂ける秀作かと存じ上げます。

生地には、「三眠蚕」(さんみんさん)繭から紡がれた極上の絹布を用いております。
通常蚕は四回脱皮した後に糸を吐いて繭を作りますが、
三眠蚕は三回脱皮した後に繭を作る希少な品種で、
その糸は通常の絹糸に比べ細く、艶があり、
しなやかな肌すべりにきっと「極上」を感じていただけることでしょう。

細かに描き上げられた童子の髪、表情、全体からかもし出される品格。
ふっくりとした頬に、そっと紅が挿された唇。
その髪型、腕も足も出さない奥ゆかしさ。
ひと目でわかる、その作風。
「童子一体、何百万」と言われる、その所以。
優雅な風格ある童子の、なんとお顔立ちのよいことでしょう。

「子供」という存在は、その完成度より、実に高く評価されている絵柄です。
童子を描くきものは少なからずございますが、
その中でもなぜ由水氏の童子がこれほどまでに熱狂的支持を得ているのか…
そのひとつの理由が、まさにこの「気高さ」にございます。

また、更に驚きに値するのは、童子の纏う着物の細密細緻な表現です。
襲ねられたおきものの重みが伝わってくるかのような、この立体感。
極められた糸目技法は、いつまで見ていても見飽きるということがございません。
全体からかもし出される品格は、まさに傑作と呼ぶべきお品でございます。

図案から染めあがりまで決して妥協を許さず、
自身の美意識を貫徹させる匠の情熱。
まさに一筆入魂、一生一筆の素晴らしい作品です。

お着物の枠を越えた芸術作品。
親子代々受け継いでいただきたい傑作品にございます。

京都室町より、心を込めてお届けできればと願っております。



【 二代 由水十久について 】
本名:由水充
本加賀友禅作家
伝統工芸士
石川県指定無形文化財技術保持者
加賀友禅技術保存会会員
石川県インテリアデザイン協会会員

1952年石川県金沢市生まれ。
加賀友禅作家、初代・由水十久の次男として生をうける
多摩美術大学で日本画を専攻。
加山又造と上野泰郎の両名に指導を受ける。

大学卒業後に帰郷。
1987年に独立、加賀染振興協会に落款を登録。
父である初代が亡くなった翌年の1989年、
二代由水十久を襲名。
「うなゐ」と呼ばれる童子の意匠を得意とし、
伝統として初代より技法等の基本的要素は継承しつつ、
より進化させつつ図案や、テーマ、配色等を
全く新しく展開。
現在も初代の意思を継ぎながら、兄・由水煌人と共に
『平成の十久』として創作活動を続けている。
歌舞伎や能狂言などの伝統芸能、古事記や万葉集、
古今集、新古今集や源氏物語、伊勢物語などの
日本の古典文学、春夏秋冬の遊びや年中行事、
日本だけでなく世界の神話や、故事来歴、
西欧の古典音楽家シリーズ、オリンピックや
サッカーなどのスポーツ、時事的な話題に
取材したものなど古今東西を童子の姿に
仮託して表現された独特の作風である。

【 経歴 】
1952年 初代由水十久の次男として金沢市大野町に生まれる
1971年 石川県金沢泉丘高校卒業
1980年 多摩美術大学日本画専攻卒業
    ※在学中は加山又造、上野泰郎両先生に指導を受ける
    東京銀座にて個展を開催、帰郷し由水塾に入門
1987年 加賀友禅作家として認定を受け落款登録、加賀振興協会に加入
1989年 「由水充工房」設立(のち「由水十久工房」と改める)
    初代由水十久の一周忌法要を機に2代由水十久襲名
    加賀友禅新作競技会で第一席受賞
1990年 2代目襲名記念個展開催(京都文化博物館)
1996年 伝統加賀友禅展金賞受賞(石川県立美術館所蔵)
    通産省指定伝統工芸士の認定を受ける
1997年 美展において特選受賞
1999年 ルクセンブルク大公殿下御夫妻、高円宮殿下御夫妻
    由水十久工房ご来臨
    伝統加賀友禅展金賞受賞(石川県美術館所蔵)
2001年 石川県指定無形文化財
    加賀友禅技術保存会会員の認定を受ける
2018年 京都・東京にて襲名三十周年記念展開催
2021年 石川県指定無形文化財
    加賀友禅技術保存会会長に就く


【 加賀友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年5月10日指定)
石川県指定無形文化財

京友禅・東京友禅と並ぶ、三大友禅のひとつ。
現在は登録された作家により、加賀五彩といわれる
藍・えんじ・黄土・草・古代紫の加賀五彩を基に
糸目友禅のみで仕上げられる。

素材・サイズ・TPO

- 素材・サイズ

絹100%
たち切り身丈180cm 内巾36.5cm(裄丈約69cmまで)
白生地は三眠蚕を使用した濱ちりめん・絹鳴光彩を使用しています

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 結婚式、式典、初釜、お祝い事、パーティー、お付き添い、ご挨拶に

◆合わせる帯 袋帯、綴れ帯など


※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立て料金はこちら
解湯のし4,180円+※胴裏7,260円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)

※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
 堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
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