商品番号:1558745
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
なんとも清雅で品格溢れる存在感…
しっかりとした確かな織り口であらわした
西陣の名門『都(みやこ)』のお品をご紹介いたします。
軽い格式のお茶席やお稽古などのシーンにぴったりの
デザインのお品でございます。
普段使いのお洒落アイテムのひとつとして、
名古屋帯は何本あっても嬉しいもの。
ざっくりとした織の素朴な魅力とセンスある
周りと差を付けるオシャレアイテムです!
和姿のコーディネートに是非ご愛用頂けましたら幸いです。
名門の織味、是非お手元でご堪能くださいませ。
【 お色柄 】
地厚な節の味わいが風情感じる紬地。
ほどよい弾力性としなやかさのあり
ざっくりとした帯地は粋な雰囲気を演出してくれることでしょう。
お太鼓柄には壁画や絵画でも目にする
チャリオットが織りなされました。
ギリシャの古代文字のようなお柄も
前柄などにあしらわれた周りとは違う
コーディネートを楽しめる一条です。
名門『都』が手掛けた贅沢な遊び心を
楽しんでいただけると幸いです。
デザインセンス、カラーセンスともに秀逸品。
後姿に品格高く、芸術的な華やぎを演出してくれることでしょう。
名門ならではの意匠センスに、しっかりとした織り上げ。
色無地、小紋、織のお着物などとのコーディネートをお楽しみくださいませ。
【 櫛織(くしおり)について 】
織物は基本、経糸(たていと)をはって緯糸(よこいと)を往復させ、
筬(おさ)で打ち込むことによって織り上げられていきます。偏に『織り』
と申しましてもさまざま。結城紬は筬の変わりに篦(へら)で打ち込み、
櫛織は「筬」、「篦」の変わりに「櫛」を用いて、手で緯糸を打ち込んでいきます。
【 西陣 都(みやこ)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.385
1939年(昭和14年)創業
手がける帯はフォーマル帯はもちろん、
身に着ける人の魅力を際立たせるお洒落もの、
涼やかな夏帯、カジュアルな日常着と幅は広く、
「どんなシーンでも、自分らしい着こなしが
愉しい織物を創り続ける」をモットーに
ものづくりをされている機屋。
1945年にはつづれ織のジャガード化に成功
西陣で初めて紋紙を使用した生地の紋綴八寸を
主力に、絽綴八寸、まりま綴八寸を開発。
1960年(昭和35年)頃より紬袋なごや帯を開発、
西陣の袋なごや帯の老舗として名声得た後、
カジュアルを中心としたものづくりから、錦袋帯等に
比重を置き、唐俑箔や四季彩などの人気ブランド
シリーズを展開した。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お出かけ、お食事など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など