商品番号:1557491
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
暑い日本の夏。
見た目の涼やかさだけでなく、お召しの方にも心地よく
過ごしていただきたいもの。
その点から申しますと、 放熱効果と吸水性のある本麻は、
他のどのような繊維にもまさる快適さを、盛夏の和姿に運んでくれます。
夏の和姿に機能性と涼をそえるおきもの『小千谷ちぢみ』。
裄の長い方にもおすすめのお品でございます!
今回は京の染匠の九寸帯とのコーディネートセットをご紹介。
売り切れてしまう前にお早めにどうぞ!
【 お色柄 】
[着物]
シャリっとふわっと。
爽やかに風を通す「小千谷ちぢみ」。
お色は白と黒、鼠色で暈し縞を織りなして。
流行すたりもございませんので、ご年齢を選ばず末永く重宝して
頂けるのではないでしょうか。
湿度の高い日本の夏でも、さらりとした肌触りと清涼感。
何といっても一番涼しいのは、麻素材です。
※トスコオーガニックラミーとは厳しい審査基準をクリアし国際的認証機関である
Control Union CertificationsにGOTS(Global Organic Textile Standard)認証を受けている環境配慮型素材です。
[帯]
手描友禅の染めの緻密な仕事が施された特選染帯。
駒絽地は、上等な厚みが良きものと手触りにも感じさせてくれます。
こっくりと深い、夜を思わせる黒色を基調とした帯地。
意匠には百鬼夜行のお柄を表現しました。
がしゃどくろが存在感溢れる、
思わずひやっと涼しくなってしまう仕上がりです!
もちろん、すべて職人さんが染筆であしらった本手描染めのお品ですので、
染め色はしっかりと裏まで通っています。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
【 小千谷縮について 】
新潟県小千谷市周辺を生産地とする
苧麻を使った麻織物。
江戸時代初期、播麿明石藩士だった
堀次郎将俊(明石次郎)が絹織物の
明石縮の技法を応用し越後麻布の改良に成功、
魚沼地方に広めた。
当時は「越後縮」と呼ばれていた。
撚りが強い緯糸で織った布を湯もみする事で
「しぼ」を出した織物で、国の重要無形文化財の
指定要項にそったもの(本製小千谷縮)が
南魚沼市を生産地とする越後上布と共に
国の重要無形文化財に指定、ユネスコの
無形文化遺産に登録されている。
[着物]
本麻100%(オーガニックラミー)
長さ12.5m 内巾38.5cm(裄最長約73cm)
小千谷織物同業協同組合の証紙がついております。
杉山織物謹製
[帯]
絹100% 長さ3.6m(お仕立て上がり時)
白生地には新潟県五泉市の特選竪絽塩瀬地を使用しております。
※おすすめ帯芯:突起毛綿芯
お太鼓柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、街着、ランチなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
水通し4,950円+麻衿裏6,600円+お仕立代28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※「水通し」はお仕立て前に生地の糊を落とすために必要な工程です。