商品番号:1556737
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
夏の清涼の品格。
雑誌掲載も多数、
十日町名門【吉澤友禅】より、夏物の絽訪問着をご紹介いたします。
涼やかな絽地に、贅沢に染描かれた美意匠。
年々夏物が減少傾向にございます。
特にフォーマルのお品は数が本当にございません!
今回は西陣まいづるの楽文紗袋帯とのコーディネートセットをご紹介。
良き夏物をお探しの方は
ぜひこの機会にごゆっくりとご覧くださいませ。
【 お色柄 】
[着物]
涼感を届ける駒絽地を爽やかな白藤色に染め上げて、
お柄には、宝相華唐花文の意匠が染あしらわれました。
しっとりとした地に映える金彩が一層の気品を添えて…
抜群のセンスと色合いの見事さ、染め技術の高さ、いずれをとりましてもおすすめしたいひと品です。
涼やかな帯と合わせて、日本の夏の美しい感性をご満喫くださいませ。
季節の装いにこだわりのあるおきものを…心ときめく素敵な贅沢をお届けいたします。
流行り廃りなくお召しいただけるデザインでございますので、
末永くお楽しみいただけることでしょう。
[帯]
独特のシャリ感を感じさせる軽やかな紗地。
表の一層目はシックな煤竹色をベースに、
高雅な金銀糸に淡い彩りを加えて七宝華文が織り出されました。
その紗地を透かして、
奥にひそむ引箔地をともに織り上げた二重紗の表情。
そっと金銀の変化で、幻想的な煌きをこめて…
上のお柄と重ね合わさって独自のムードを醸し出し、
美しい世界が生み出されております。
【 西陣まいづるについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.29
1907年(明治40年)創業
江戸時代に「松屋」の屋号で禁裏御所
(京都御所)の出入りを許された商家。
江戸時代中期に松屋儀兵衛が近江の国
(現在の滋賀県)より京都に出て、
呉服商を営みはじめたのが始まり。
江戸時代後期には高島屋や大丸と共に
京都の名店としての地位を確立した。
後、松屋七代目・舞鶴正七が西陣の地で
織元として新たに創業。
美しく魅力的な織物を作り続ける事、
世間から必要とされる織物を作り続ける事、
時代の変化に対応した織物を続けていく事を
モットーにものづくりをしている機屋。
主なブランドラインにゴブラン紹巴、
三眠蚕、耀虹螺鈿、琴糸織などの
シリーズがある。
【 吉澤の友禅について 】
新潟県十日町市にある染織の総合メーカー
吉澤織物の友禅部門
明治30年(1897年)創業
創業より織物業が主体であったが、1964年の
東京オリンピックを契機に日本の成長、
繁栄の世相を見越し、きもの総合メーカーへの
脱皮をはかるべく友禅の導入に挑戦。
紬絣のみならず振袖、付下げなどの
華やかな商品の開発に成功。
1975年以降はいち早くブランド戦略を展開。
「吾妻徳穂」「七代目吉澤与市」をはじめ
「吉田簔助」「矢萩春恵」「田中優子」などの
ブランドを次々に開発。
現在は八代目・吉澤武彦が代表を務めており、
2017年より十日町織物工業協同組合理事長として
産地の振興発展にも尽力。
染と織の両方を一貫生産するトップメーカーとして、
ものづくりを続けている。
美しいキモノなど、キモノファッション雑誌への
掲載多数。
【 十日町友禅について 】
新潟県十日町地方で制作されている友禅染。
京友禅や加賀友禅等の他産地に比べると比較的に
若い友禅で、現代的な発想で柔軟に制作されている。
織物工業協同組合の青年部を中心に、商品開発に
積極的に取り組み、昭和30年代に京都から
友禅染の技術を導入。
昭和40年代に十日町友禅として確立した。
京友禅は分業制を取るが、十日町友禅は一貫生産で
制作される。
秀美、吉澤織物(吉澤の友禅)、島善、
滝泰などの染元が有名。
[着物]
絹100%
たちきり身丈約178cm 内巾37cm (最長裄丈約70cmまで 肩巾袖巾35㎝)
白生地には新潟県五泉の特選絽地を使用しております。
[帯]
絹85% 指定外繊維(和紙)・レーヨン・ポリエステル15%(金属糸風)
長さ4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.29 まいづる謹製
お柄:お太鼓柄
おすすめの帯芯:夏綿芯
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、芸術鑑賞、観劇、お食事会など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。