商品番号:1556481
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
一度お柄を織り上げた小千谷縮を裂き、和紙糸とともに
織り上げた裂織(さきおり)による八寸名古屋帯のご紹介です。
ごくごくシンプルなデザインに、薄手でハリのある
地風に仕上がっており、単衣、盛夏の時期の
カジュアルの帯姿にもおすすめの仕上がりでございます。
【 お色柄 】
ハリとコシのある薄手の帯地は、経糸にはハリのある
和紙糸を、緯糸には自然な生成りに鼠と濃い消炭色で
ランダムなかすれた段紋が織りだされた小千谷縮を
裂いた糸が織り込まれております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かにたたみジワがある程度で、すぐに
お使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 裂織(さきおり)について 】
使い古した布地を細く裂いて手織機で織る織物。
傷んだり不要になったりした布を細く裂いたものを
緯糸に、麻糸などを経糸に織り上げる。
地域により「サクオリ」「サッコリ」「ツヅレ」
などの呼び名がある。
いろいろな布を織り込むことによって色彩豊かな
仕上がりとなり、また2つとして同じものは存在しない。
近年は古布のみならず、織り込む裂は新旧様々な素材が
活用される。
【 小千谷紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年9月4日指定)
新潟県小千谷市周辺で製織されている紬織物。
小千谷縮の技法を活かし、江戸時代中期に
織り始められた絹織物。
原料は玉糸と真綿の手紡ぎ糸を用い、
絹独特の光沢と肌触りの良さ、軽く
温かみのある地風が特徴。
手摺り込みによる緯総絣と呼ばれる、
緯糸(ぬきいと)に絣糸を用いて織られる
多彩な絣模様や縞、無地など様々である。
経糸:楮100%
緯糸:麻100%
長さ約3.85m(お仕立て上がり)
柄付け:全通柄
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 6月から9月迄の単衣、盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。