商品番号:1554478
(税込)
【仕入れ担当 竹中より】
名門【龍村美術織物】。
今回ご紹介のお品は、龍村らしさこの上ない龍村裂の名古屋帯
お着物好きの方でしたら、すぐに龍村とお分かりいただけることでしょう。
観劇やお茶席、和のお稽古ごとにもオススメです。
お太鼓部分は比翼仕立てとなっており、一重太鼓ですが、締めると袋が二重になり、袋帯を締めたように見えます。
裏も開き仕立てに仕立てあげられて、高級感溢れる仕上がりとなっております。
【商品の状態】
リサイクル仕立て上がり品として仕入れましたが
締め跡もわずかな美品でございます
【お色柄】
「獅噛文長斑錦」と銘打たれたお品。
獅子が口をひらいた如く見えるため、獅噛の名称がつけられたお柄。
赤や緑、紫などで経(たて)縞を織りなし、横に並ぶ獅噛文を幾段にも織りなしました。
また織物の地色に二色または数色を縦に用い縞目を織りだすのを長斑といい、この錦はそれにあたります。
異色の文様を持つ錦の一つといえるでしょう。
伝統と歴史。
積み重ねた年月、重み。
魅力溢れる美術織物をコーディネートに取り入れて。
色無地、付下げ、小紋から、織りのお着物にもどうぞ。
どうぞこの機会をお見逃しのないようお願いいたします。
【経錦(たてにしき)】
経錦とは、何色もの彩色を用い紋様を織り出す錦の中でも最も古い歴史を持つ織物です。
中国より渡来し、7~8世紀の飛鳥・奈良時代の遺品は、法隆寺や正倉院に伝えられています。
経錦の技法は、経糸によって地の文様も織り出されている錦です。
つまり、三色の配色によるものであれば三色三本の経糸を一組として、
これが互いに表裏浮き沈み交代して、地や文様を織り出しています。
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
絹100%
長さ約3.56m
柄付け:全通柄
※開き額縁仕立て(お太鼓部分比翼(二重に見えるお仕立て)仕立て)
龍村美術織物謹製
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶会、お稽古事、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、御召など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。