商品番号:1554208
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
7マルキカタス式の絣にてアレンジされた
古典柄が織り出された本場大島紬着尺のご紹介です。
オーソドックスな泥染め地に、抑えた彩りの絣で
有職紋と草花を組み合わせたお柄が織りだされたお品で、
ご年齢を問わず流行り廃りなく気軽なカジュアルシーンに
重宝していただける事でしょう。
【 お色柄 】
薄手で絹鳴りする、大島ならではの泥染めの
黒褐色地に、落ち着いた彩りの7マルキ相当の絣で
七宝に、菊花や花などを込めた雲取りが一面に
織り描き出されております。
【 窪田織物について 】
創業1970年(昭和55年)
日本人の歩んできた和の文化「着物」を基本として
鹿児島県の伝統の美を追求しながら、洋の文化との
コラボレーションを計り大島紬を織り続けている織元。
2008年には大島紬独特の単位で「24算(よみ)15マルキ」と
表現される製品の製造方法で特許を取得。
2011年には「32算18マルキ」という驚異の製品を開発した。
商標登録されている「屋久杉染」は、屋久杉のチップを
染料に混ぜ、光沢のある独特な色彩を表現。
その他「優粋」「紫いも染」「芭蕉布染」「さねん染」など
多くの商標登録を取得。
【 マルキについて 】
マルキとは大島紬に於いて、
経糸1240本に対しての絣糸の本数の単位。
(※1マルキは絣糸80本)
5マルキ…経糸の絣糸 464本
7マルキ…経糸の絣糸 576本
9マルキ…経糸の絣糸 768本
単純にマルキ数が多いほど、経糸の中の絣糸の本数が
多くなる=柄が細かくなる。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
絹100%
長さ約12.1m
(※154cm以上のご寸法をご希望の場合要お見積り)
内巾:約36cm(最長裄丈約68cm 袖巾肩巾34cm)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
【 付属証紙 】
通産大臣指定伝統的工芸品(現:経済大臣指定伝統的工芸品)・本場大島紬
本場大島紬織物協同組合の商標
古代染色純泥染の証紙
製織:窪田織物
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)