商品番号:1552388
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
しっとりと落ち着いた気配が漂う中に、
洗練された美意識が息づく一枚。
京都の染匠、雅染匠による特選付下げ着尺のご紹介です。
主張しすぎない上品さ洒落味と、日常の装いにしっくりと馴染む柔らかな風情を併せ持ちます。
丁寧な染めの仕上がりを…
どうぞお手元でご堪能下さいませ。
【 お色柄 】
しっとり、しなやかな丹後のちりめん地。
淡い生成色の基調として、一面に染めなされた笹の葉文様。
控えめでありながら、ひと枝ごとに繊細な動きがあり、まるで風にそよぐ音が聞こえてくるかのよう。と
ころどころに配された小さな実が、意匠に小気味よいアクセントを添えています。
さりげない洒落感を大切にされる方に相応しい、上質な一枚です。
お茶席や軽いお集まりに、また街着としても品よくお召しいただけます。
【 雅染匠について 】
京都工芸染匠協同組合正規会員
伝統工芸士・中西雅明主宰
京都でしゃれもんをつくらせれば一番と言う
評判の染匠で、その繊細な糸目の技術や、
ぼかし染の絶妙な輪郭のふちどり、濃地の中の
薄色ぼかしなど、他の追随を許さない卓越した
技術でもって見るものを惹きつける着物や
帯を創作している。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈約180cm 内巾37cm (最長裄丈約70cmまで 最長袖巾肩巾35cmまで)
白生地には特選丹後ちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 行楽、観劇、カジュアルパーティー、お食事会、お茶席など
◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)