商品番号:1552235
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
始まりました!
年に一度の決算セール!
年間約3万点のリユース品と向きあう、
私バイヤー田渕が厳選に厳選を重ね、
数ある中から状態、寸法、お色柄、
そして価格にとことん拘った着物+帯のコーディネートセットのご紹介です。
今回ご用意したセットは
既に定番の大島をお持ちの方におすすめしたい夏の逸品、
愛加那絣の本場奄美大島紬と、
気の遠くなるような時間と手間、そして自然との深い対話から生まれる
喜如嘉の芭蕉布の九寸名古屋帯でございます。
お着物、帯は単品での販売も行っておりますので
下記の商品番号で検索、またはお問い合わせ頂けますと幸いでございます。
この機会をどうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
≪着物≫
商品番号:1551708
通常価格:238,000円税込
泥染特有の深い黒。
さらりと肌を伝う、透け感ある夏大島地。
意匠には阿伝西郷文様を一面に織りなしました。
西郷隆盛の名前を冠した西郷柄の一つで、
奄美大島の英雄として今もその名が残されております。
いついつまでも飽きの来ない表情と、文字では表現しきれないその奥行き感。
是非お手元でご実感いただきたく思います。
≪帯≫
商品番号:1551915
通常価格:529,800円税込
芭蕉の生命あふれる糸が一つ一つ丁寧に結い、
織り出された美しき帯地。
亜麻色の地に、藍の濃淡で表現された大胆なトゥイグアーの絣模様が浮かび上がります。
島の空を舞う燕の軌跡は、芭蕉布特有の節のある質感がそれに呼応するかのように、
自然な揺らぎと静かな力をたたえています。
素朴でありながら格を持つ芭蕉布は、単衣や薄物に軽やかに合わせて、
夏の凛とした装いを完成させてくれます。
涼やかさの中に、確かな伝統と職人の矜持を結ぶ一品です。
【 商品の状態 】
≪着物≫
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
≪帯≫
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
うっすらと畳皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
【 愛加那について 】
愛加那とは、奄美大島の竜郷村に生まれ、西郷隆盛の妻となった人物の名です。
その愛加那はとても機織りが上手で自ら家族の着物を織り、
特に小中柄と縞柄を愛用していたとのこと。
その色柄を様々な資料を参考として復元したのが「愛加那絣」です。
愛加那(1837~1902年)
本名、龍愛子。
奄美大島の竜卿村に生まれた愛加奈は23才の時に
西郷隆盛と結婚し島妻(アンゴ)として三年二ヶ月の間、島で暮らし、
一男・一女をもうけ六十五才でこの世を去りました。
愛加奈自身も毎日機に座り、いつかはくるべき別離の日を思いながら
ひたすらに紬を織り続けたと言われております。
【 芭蕉布について 】
喜如嘉の芭蕉布
文部科学大臣指定重要無形文化財(1974年4月20日指定)
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1988年6月9日指定)
糸芭蕉から採取した繊維を使って織られた布。
日本の別名は「蕉紗」。
沖縄手織りの中でも最古の1つと言われており、
その名の通り植物の糸芭蕉を原料として
織り上げられ、沖縄本島の北部に位置する
大宜味 (おおぎみ) 村の喜如嘉 (きじょか)が
主な産地である。
1972年、沖縄が日本に復帰すると同時に、
芭蕉布は県の無形文化財に指定され、かの平良敏子氏が
その保持者としての認定をうけた。
1974年には大宜味村喜如嘉の芭蕉布が
国の重要無形文化財に指定された。
糸芭蕉の繊維は麻より繊維が堅いため軽く張りがあり、
風通しが非常に良く、衣類が肌にまとわり付くこと無く、
一層さらりとした肌触りとなるため、猛暑で夏の長い、
亜熱帯気候の沖縄に最適な織物である。
芭蕉布の原料となる糸芭蕉は、3年ほどかけて
人の背丈を超える大きさになったところで
やっと採取可能な状態となり、1本の糸芭蕉から
20グラム程度という極僅かな採取量である。
1反の布を織るには200本の糸芭蕉が必要とされる。
【着物】
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※居敷当付き
【帯】
手績み芭蕉糸100%
長さ約3.55m
お太鼓柄
身丈(背より) | 153.5cm (適応身長158.5cm~148.5cm) (4尺0寸5分) |
---|---|
裄丈 | 66.5cm(1尺7寸6分) |
袖巾 | 33.5cm(0尺8寸8分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 28.5cm(7寸5分) |
後巾 | 32.5cm(8寸6分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。