商品番号:1552232
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
始まりました!
年に一度の決算セール!
年間約3万点のリユース品と向きあう、
私バイヤー田渕が厳選に厳選を重ね、
数ある中から状態、寸法、お色柄、
そして価格にとことん拘った着物+帯のコーディネートセットのご紹介です。
今回ご用意したセットは
滅多とない年々希少な夏黄八丈と、
本場八重山上布の九寸名古屋帯でございます。
お着物、帯は単品での販売も行っておりますので
下記の商品番号で検索、またはお問い合わせ頂けますと幸いでございます。
この機会をどうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
≪着物≫
商品番号:1537212
通常価格:348,000円税込
凛としたシックな絹地は、なんとも一言で表現しにくい深みの黒。
お柄には縞模様を織りなして。
透け感を感じさせつつも、どことなく奥深さを感じさせる仕上がり。
夏の通好み、粋で風雅な和姿をお楽しみいただけることでしょう。
ここまでさりげない粋味に満ちた夏の羽織は、他に類を見ないことでしょう。
織物ファンの方に、季節を纏う逸品として自信と責任をもっておすすめいたします。
≪帯≫
商品番号:1551914
通常価格:380,000円税込
上布ならではのハリ感と通気性に富んだ地。
薄白茶色の縞地に、格子模様の絣を織りなして。
織りの表情にはわずかな節や揺らぎがあり、均一ではないからこそのあたたかみと美しさが魅力。
洗練された幾何と自然な揺らぎが共存する、実に八重山らしいモダンと素朴の融合です。
夏らしい空気を添えたいときに。
素材そのものの風合いと、丁寧な仕事の美しさを愛する方にこそ相応しい逸品です。
【 商品の状態 】
着物・帯ともに中古品として仕入れて参りましたが良好です。
着物には洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 八重山上布について 】
文部科学大臣指定重要無形文化財(2024年7月19日指定)
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1989年4月11日指定)
沖縄県指定伝統工芸品(1974年6月11日指定)
沖縄県指定無形文化財(1978年指定)
沖縄県八重山郡周辺で作られている織物。
苧麻(ちょま/からむし)の手紡ぎ糸を使って織られ、
古くは琉球王朝時代に貢布としても利用された。
沖縄地方の織り物の中で唯一「刷込捺染技法」
を用いて作られる織物。
八重山の自然から得られるヤマイモ科の「紅露」(クール)
などの草木を主染料に、苧麻から作られる繊維を染めあげ
織り上げる。織り上げられた後、八重山地方の強い
日差しのもとで日晒しを行うことで色合いに深みをもたせ、
さらに海水につけることで地色が白く晒され絣模様がより
鮮やかになる。
苧麻から1反の着尺を織るための糸づくりには経糸約50日、
緯糸約40日程度かかる。非常に根気のいる作業であるため、
近年ではラミー糸(手紡ぎではない苧麻の糸)を経糸に
使用したものも増加している。
【 黄八丈について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年10月14日指定)
八丈島に伝わる草木染めの絹織物
その歴史は古く800年以前から納税品として納められ、
八丈島の名は「八丈織」から取られたとも言われる。
現在では後継者が少なく、黄八丈技術保存会が発足され
その技術者の保護にあたっている。
代表格である黄色の黄八丈の他に、黒を主にした
「黒八丈」、樺色を主とした「鳶八丈(とびはちじょう)」
がある。「ふしづけ」や「あくつけ」、「泥つけ」と
呼ばれる染めが特徴的で、糸染めに使う色は八丈刈安
(学名:コブナグサ)の黄、マダミ(学名:タブの木)の樺、
椎の木と泥染めを用いた黒の三色が主だった色で、八丈島の
厳しい自然の中で得られる染料が三色に限られた事に由来する。
製織には地機(じばた)が使われたが、現在はほぼ
高機(たかはた)による製織である。
伝統的な技術・技法
・先染めの平織り又は綾織りとする。
・よこ糸の打ち込みには、手投げ杼(てなげひ)を用いる。
・染色は、手作業による浸染とする。
※この場合において、染料は、コブナグサ、タブノキ又は
シイを原料とする植物性染料とし、媒染剤は木炭又は泥土とする。
他の地方で織られた類似品に米沢八丈、秋田八丈がある。
孤島で織られる着物好きの終着点。
【着物】
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※居敷当無し、背伏せ無し、パールトーン加工済み
【帯】
麻100%
経糸:苧麻
緯糸:苧麻・手績み
長さ約3.75m
お太鼓柄
身丈(背より) | 164cm (適応身長169cm~159cm) (4尺3寸3分) |
---|---|
裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お食事、街歩きなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。