商品番号:1551054
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
織物好きの方なら誰もが恋い焦がれ、
一度は袖を通したいと願う、最上級の紬織物…
幻と名高い、草木染郡上紬のご紹介でございます!
信頼のおける古着問屋さんから仕入れて参りました。
この風合い…
ご存じの方はひと目でおわかり頂けることでしょう。
年々制作数が減少し、御仕立て上がりのご紹介も極々僅か…
特に今回ご紹介のお品は近年見かけるお品の中でも、
本当に良きお色の一枚。
次回ご紹介のお約束はできません。
証紙付き、美品のお品をお仕立て上がりならではのお値段でお届け。
この機会に、是非ご検討いただけますと幸いでございます。
まずはじっくりとご覧下さいませ…
【 色柄 】
平凡な柄を非凡に。
一見さりげなく見えるのですが、大変に奥行きある、深い織物です。
穏やかな濃紺色と薄水色に、
赤や緑、橙色などで織りなされた格子模様。
厚地でふっくらあたたかい織り。
そして、着れば着るほど身体になじむ着心地。
生活から生まれた素朴な紬本来の姿が、その色彩と地風に感じられます。
紬ファンの憧れのお品です。
全国の紬産地の中でもとりわけ希少性の高い郡上紬、
さらにその再興に生涯を賭した人間国宝の魂を引き継ぐ方のお品ですので、
是非ともこの機会をお見逃しないように心よりお願いしたく思います。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが、概ね美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
【 郡上紬について 】
岐阜県の山間に位置する郡上八幡で制作されて来た
草木染め手織紬。
経糸には、節糸の玉繭を、緯糸には質の良い
春繭からとれる本真綿の手紡ぎ糸を用い、
植物染料で染め上げ製織される。
植物染料は郡上に自生する茜、苅安、阿仙、藍などを
用い、宗廣力三が編み出した「どぼんこ染」という
染色方法で温かみのある色合いの、堅牢な糸となる。
古くからあった名称ではなく、第二次世界大戦後
つけられた比較的新しいもので、「地織り」と呼ばれる
屑繭をためて紡ぎ、手機で織る自家用の紬が養蚕を
通じ農家の自家生産として製織されていたが明治以降
衰退、戦後になって工芸家の宗廣力三(1914年~89年)が
再興、1952年に設立した郡上郷土芸術研究所(1958年から
郡上工芸研究所に改称)で今に至るまで製作されている。
なお、宗廣力三は、「どぼんこ染」、「初音絣(はつねがすり)」、
「紬縞織」、「絣織」が高い評価を受け、1982年に紬縞織、
絣織で国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
八掛の色:焦茶色
身丈(背より) | 163cm (適応身長168cm~158cm) (4尺3寸0分) |
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裄丈 | 69cm(1尺8寸2分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 49.3cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 25cm(6寸6分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、女子会、街着、お稽古、ランチなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。