商品番号:1550041
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
伝統を日常に、さりげなく。
赤城紬の素朴な味わいと、古典紋様の趣が調和する、木版染の名古屋帯です。
ふだんの装いに、確かな格を添える逸品。
一点ずつ丁寧に染め上げられる木版染の帯は、今や貴重な存在です。
どうぞお見逃しないようご覧下さいませ。
【 お色柄 】
帯地には群馬・赤城山麓で織られる「赤城紬」を使用。
しなやかさと程よいハリを兼ね備え、締めやすく、日常の装いに自然と寄り添います。
その地を深い灰色に染め、木版染で表現された大小さまざまな丸紋。
古典的な文様をモチーフに、木版染の手法で一つひとつ彩色された意匠は、どこかモダンで遊び心も感じさせます。
柄の配置や配色には職人の確かな審美眼が宿り、決して量産では表現できない奥行きを生み出しています。
紬や小紋、木綿などに合わせて、お稽古や街歩き、気軽なお食事やギャラリー巡りなどにぴったり。
カジュアルな中にも品の良さが漂い、コーディネートの主役として活躍する一本です。
【 木版染について 】
版木に顔料をつけ、絵柄に切れ目のないように、幾度となく布面に押し写す
木版更紗。手で版木を直に押し重ね、色をつけていくその技法は、
そのときに出来る顔料の濃淡や色のたまり、版木の合わせズレが、
木版ならではの面白みとなっております。
何度も何度も、繰り返し型を押して柄を染めていく工程は、
全身の体重を掛けて行われます。
「慣れない人なら、1時間で足腰が立たなくなる」とも伺います。
気が遠くなるような手間をかけて制作された、まさしく工芸品です。
絹100%
長さ約3.6~4.0m(お仕立て上がり時)
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを約4.0mまでご指定いただけます。
※ご指定のない場合は弊社標準の約3.6m前後で仕立て上がります。
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
お太鼓柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お出かけ、お食事、お稽古など
◆あわせる着物 小紋、織の着物
長尺の帯ですので、長さをご指定下さい。
※ご指定のない場合は標準の長さで仕立て上がります。
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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