商品番号:1549888
(税込)
【 仕入担当 竹中より 】
大島紬の中でも人気の名門ブランド『都喜エ門』の
異国情緒あふれる意匠の貴重な7マルキ一元のお品をご紹介いたします!
古典美術の本場大島紬としては、最高峰のブランドでございます。
お色・お柄ともにセンスも抜群!御仕立て上がりで大変お値打ち!
一枚はお手元に置きたい人気の大島紬。
ぜひこの機会をお見逃しなく!
【 商品の状態 】
着用のお品として仕入れてまいりましたが、
大切に保管されていたのでしょう、
仕付けも付いたままの美品です。
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
贅沢に7マルキ一元で織りなされたお品です。
カタス式の倍の絣糸を使う一元式は、
繊細なひとつひとつの十字絣が柄行を表現し、
一つでも絣がつぶれていたりすると
検査不合格となるので熟練の匠にしかなしえない高度な技法が必要とされます。
シャッシャッという大島特有の絹鳴りのする地は黒色。
意匠には七宝に華紋が込められた亀甲を表したお柄と、
南国の木々のような唐花に豹や猫のような動物に鳥を表したお柄を
市松文様にて一面に表しました。
細かで緻密に織り成し、彩りの深さを感じさせる色彩が、
大変美しいひと品でございます。
大島独特の滑らかな手触りとシワになりにくい性質、
着れば着るほど着心地がよくなる素晴らしい風合いを楽しみながら、
母から娘へと末永く大切にお召しいただきたいお品です。
気が遠くなるような手間と時間をかけて織り出された手仕事の結晶…。
お仕立ては手縫いですし、ご寸法のあう方でしたら、本当にお値打ちかと存じます。
きっとお客様の着姿を高雅に美しく演出してくれることでしょう…
末長くご愛用いただける方にお届けいたします。
【 藤都喜ヱ門について 】
本名:藤都喜七
藤絹織物の創業者
藤絹織物を設立し、色大島、白大島、さらに
独特の美術大島を開発し1973年に
「都喜ヱ門ブランド」を誕生させた。
大島紬の振興に生涯をささげた功績で
1997年に南日本文化賞受賞。
1999年1月、惜しまれつつも88歳の生涯を閉じる。
【 都喜ヱ門ブランドについて 】
戦前、戦後を通して大島紬の世界で活躍した
名瀬市大熊出身の故・藤都喜ヱ門(本名:都喜七)が
起こした古典美術の本場大島紬の最高峰ブランド。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% 縫製:手縫い
八掛の色:深緋色
藤絹織物株式会社、都喜エ門のオリジナル証紙がついております。
身丈(背より) | 157cm (適応身長162cm~152cm) (4尺1寸4分) |
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裄丈 | 63cm(1尺6寸6分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 23.5cm(6寸2分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm(1尺8寸0分) 袖巾34.5cm(9寸1分) 袖丈52cm(1尺3寸7分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事会、お稽古事、街着、ランチなど
◆あわせる帯 カジュアル袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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