商品番号:1555229
(税込)
【 仕入担当 竹中より 】
人気の都喜エ門の白大島を仕入れて参りました!
お柄のセンスもよく流石は大島の名門ブランド。
今回ご紹介いたしますのは、モダンな表情が定番の一枚として、
存分にご活用いただける着まわし度抜群の柄行です。
年々着用時期が長くなる
嬉しい単衣仕立です!
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
「手括りの絣が描く、静寂の美。都喜ヱ門・手絣単衣きもの」
こちらは、本場大島紬の中でも貴重な「手絣」技法で織り上げられた、
都喜ヱ門ブランドの仕立て上がり単衣きものです。
手絣とは、織り上げる前に職人が糸を一本一本手で括り、
柄の位置を緻密に計算して染める伝統的な技法。機械織りでは
出せない独特の揺らぎややわらかさ、温もりが魅力です。
静かな紫かかった淡い灰色をベースに、繊細な葉模様や蔦が全体に描かれ、
まるで森の中に立っているような落ち着いた佇まい。
淡く重ねられた色調と絣の滲みが相まって、
奥行きある表現を生み出しています。
単衣仕立てのため、5月〜6月、9月〜10月の季節におすすめ。
紬ならではのしっとりとした風合いと軽やかさが心地よく、
観劇や食事会、美術館など、品格あるカジュアルシーンで重宝する一着です。
本物の手仕事にふれる悦びを、ぜひ袖を通してご体感ください。
仕立て上がりですので、すぐにご着用いただけます。
【 藤都喜ヱ門について 】
本名:藤都喜七
藤絹織物の創業者
藤絹織物を設立し、色大島、白大島、さらに
独特の美術大島を開発し1973年に
「都喜ヱ門ブランド」を誕生させた。
大島紬の振興に生涯をささげた功績で
1997年に南日本文化賞受賞。
1999年1月、惜しまれつつも88歳の生涯を閉じる。
【 都喜ヱ門ブランドについて 】
戦前、戦後を通して大島紬の世界で活躍した
名瀬市大熊出身の故・藤都喜ヱ門(本名:都喜七)が
起こした古典美術の本場大島紬の最高峰ブランド。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% (お誂え・お仕立ては手縫いです)
※居敷当て、背伏せあり
※都喜エ門証紙、藤絹織物株式会社の証紙はついております。
※すこやかガード加工済みのタグが縫い付けられています
身丈(背より) | 154cm (適応身長159cm~149cm) (4尺0寸7分) |
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裄丈 | 71.5cm(1尺8寸9分) |
袖巾 | 36.4cm(0尺9寸6分) |
袖丈 | 56cm(1尺4寸8分) |
前巾 | 29.7cm(7寸8分) |
後巾 | 31.8cm(8寸4分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 5月下旬~6月、9月の単衣の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事会、お稽古事、街着、ランチなど
◆あわせる帯 カジュアル袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。