商品番号:1548278
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
実力派メーカー、大倉織物の≪誠之輔≫ブランドより…
伊勢型紙一筋に伝統を守り続ける
染処古今の四代目、安江敏弘氏による型から図案化した
特選の一条をご紹介致します。
これほどの存在感を誇る作品にお目にかかれることはそうそうございません。
お目に留まりましたらどうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
絹の心地感じさせる、しなやかな織りくち…
紹巴織の技法を用いて織り上げられております。
地の縦糸とは別に柄を表す縦糸、いわゆる「二重縦」で生み出す緻密な表現は、
なめらかな織地にふくよかに浮かび上がり、
そのコシの強さは時を経ても美しい風合いを保ち続けることができます。
きゅっと密に打ち込まれたシックな柳焦茶色の帯地。
お柄には細密に織り描いた千成瓢箪をあらわしました。
濃淡を使いわけた金の箔糸は意匠に格調と奥行きをもたせ、
抜群の存在感、風格が漂う作品に仕上がってございます。
キュッキュッと響く博多帯独特の絹なりの音と締め心地の良さ。
シンプルなようですが、その織りの確かさは見ていて飽きることがありません。
伝統の織り技に、現代的な感覚を取り入れたおすすめのひと品です。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
全通柄
※ガード加工済み、帯芯無し
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事会、お茶席、お出かけ、カジュアルパーティーなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、御召など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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