商品番号:1548396
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
きもの雑誌などにも掲載されたことのある
【 小森草木染工房 】による
希少な先染め着物のご紹介です!
今回ご紹介のお品は、卑怯の里、筑前の国
秋月の山郷の草木を採集し、丹念に染め上げ、
岩清水の湧き出る谷川ですすぎあげた味わい深い一品。
従来の着尺の地組織とは異なり、平織と斜子織の
2つの組織を組み合わせ、やわらかな地風に
織り成しております。
博多織の御召は非常に数が少なく、
小森草木染工房のお品ともなれば滅多とご紹介が叶いません。
御仕立て上がり品でのご紹介も滅多とございませんので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
しなやかでコシのある御召地。
桜色を基調にして、
多彩な縞模様を込めた奥深い表情に仕上がっております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、概ね美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
【 小森久について 】
博多織の染織作家
小森草木染工房主宰
1928年 筑前秋月(福岡県甘木市)生まれ
父親がもともと博多織職人で久も父親と同じ道を歩む。
博多織職人として働いていたが、戦後着物織りの
需要がなくなり、一時は木炭を焼く仕事で生計を
立てていた。
その木炭制作の合間に感じた自然への思いを切欠に、
山などに自生する材料を用いた染色の研究を開始。
その後60年以上、自然由来の材料で生地を染める
草木染の研究と創作活動にその生涯を捧げる。
後に「本・草木染」と名付けられた技術は、
1975年に地元である甘木市の無形文化財に指定され、
全国各地の織物品評会でも数々の大賞を受賞した。
小森久の「本・草木染」で使用される植物は、
一般的な草木染でも用いられる藍・茜・山桜をはじめ、
その種類は160種類にのぼる。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※ガード加工済み
身丈(背より) | 166cm (適応身長171cm~161cm) (4尺3寸8分) |
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裄丈 | 71cm(1尺8寸7分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 53cm(1尺4寸0分) |
前巾 | 25.5cm(6寸7分) |
後巾 | 28.5cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩きなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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