商品番号:1544825
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
檜扇の花、古の美を帯びに映して…
素材の風合いと染の趣が醸し出す奥行き…
「吉」の落款が入った『栗山吉三郎』の和染紅型の本麻染め九寸名古屋帯のご紹介です。
今回ご紹介のお品は、夏の和姿を更に涼やかに装うべく、
従来の大麻地より薄く、軽く仕上げた織物の里、
小千谷より届きました本麻を用いた、ワンランク上のお品でございます。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
しゃりっとした麻のハリ感に透明感ある淡藤色を染めなして
ざっくりとした織味とやわらかな透け感…
暑い日本の夏…
見た目の涼やかさだけでなく、お召しの方にも心地よく過ごしていただきたいもの。
その点から申しますと、放熱効果と吸水性のある本麻は、他のどのような繊維にもまさる快適さを、盛夏の和姿に運んでくれます。
風を通して、肌につかない、麻ならではの質感。
今回ご紹介致しますのは問屋別注生地使用の本麻の帯です。
素材の存在感がしっかりと伝わってくる逸品。
お柄には瑞々しく描かれた檜扇の意匠を表しました。
その昔、檜扇で悪霊や疫病を払ったという言い伝えにちなみ、今でも厄除け、魔除けとして重宝されており、祇園祭の期間中には魔除け・厄避けとして店や住宅の軒先などに飾られます。
紅型に魅せられた栗山吉三郎氏の作品へのこだわりを感じさせる一品。
すっきりとした夏の装いにあわせていただければ、ハイセンスなお洒落を楽しんでいただけるでしょう。
夏の小紋や織りのお着物などに合わせて、粋で趣き深い後姿をお楽しみください。
【 栗山工房・栗山吉三郎について 】
1952年(昭和27年)工房設立
沖縄の「紅型」と京都の「京友禅」を融合させた
「和染紅型」を生み出す染め工房。
図案、型彫り、糊置き、手差し彩色、引染め、
水洗など京都でも唯一の一貫作業工房として
見学も多い。
現在三代目・栗山吉三郎(西田裕子)氏のもと、
熟練の職人がお着物、帯、バッグや日傘などの
小物を製作している。
■二代目 栗山吉三郎(本名:大箭秀次)
【 経歴 】
1941年 岐阜県生まれ
1960年 初代 栗山吉三郎氏に師事
1967年 栗山工房設立と共に取締役に就任
1975年 初代 栗山吉三郎氏より引継ぎ栗山工房代表取締役に就任
1986年 初代 栗山吉三郎氏没す
1989年 ニ代目 栗山吉三郎を襲名
東京ミキモトホール、京都思文閣美術館にて
「栗山吉三郎の道 展」を開催
1997年 「`97ファッションカンタータ」参加出展
京都染色美術協会の真珠苑に属し、先代から受け継いだ
紅型染めの技術を極めると共に、時代の流れに考慮しながら
現代感覚溢れる和染紅型の呉服、室内装飾品などの
創作に打ち込んでいた。
麻100%
長さ3.6m(お仕立て上がり時)
お仕立てご依頼の際、ご指定無き場合のたれ先の仕上がりは無地となります。
たれ先にお柄をご希望の場合はその旨別途ご指示ください。
おすすめの帯芯:夏綿芯
お太鼓柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物、浴衣など
★名古屋仕立て(税込11,550円※夏用綿芯代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込14,850円※夏用綿芯代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込14,850円※夏用綿芯代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
この商品を見た人はこんな商品も見ています