商品番号:1544660
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
シンプルな浮き織の表情が豊かな無地紬に、
栗山吉三郎氏の和染め紅型による夏向けの九寸帯を組み合わせた、
夏カジュアルセットのご紹介です!
シックな地色に和染め紅型の彩りが映え、
上質な夏の和姿をお楽しみいただけるでしょう!
セットならではのお値打ち価格にてご紹介しますので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 着物のお色柄 】
程よい透け感のある、シックな黒色の地には
琉球の伝統織物・喜屋武八枚による変わり市松の模様を
一面に織り上げております。
【 帯のお色柄 】
麻の質感が涼やかな、生成りの帯地。
お柄には茶、紫、緑にて牡丹の意匠を染めあしらいました。
少ない色数ながらに独自の表現が
カジュアルシーンに映える仕上がりです。
【 西郷浮織について 】
江戸時代末期から明治頃まで、
薩摩は大島紬以外にも『花織』『浮織』『芭蕉布』など
多種多様の織物が盛んに織られていた大変希少な地域といえますが、
現在では織られていない織物も数多く存在しています。
(鹿児島県工業技術センター資料より引用)
江戸時代から明治以降、激動の時代において発令された
廃藩置県により、日本は近代国家への道を歩み始めました。
しかし一方で、薩摩や琉球の統治下にあったが為の
多様な織物文化は途絶えてしまっていました。
この度、失われつつあった古代染織『幻の花織』を、
明治維新150周年の記念作品として『西郷浮織』と名付けて創作されました。
時代に合わせて進化し、また次の時代に繋がっていくよう
願いをこめて織り上げた薩摩の花織です。
【 栗山工房・栗山吉三郎について 】
1952年(昭和27年)工房設立
沖縄の「紅型」と京都の「京友禅」を融合させた
「和染紅型」を生み出す染め工房。
図案、型彫り、糊置き、手差し彩色、引染め、
水洗など京都でも唯一の一貫作業工房として
見学も多い。
現在三代目・栗山吉三郎(西田裕子)氏のもと、
熟練の職人がお着物、帯、バッグや日傘などの
小物を製作している。
■二代目 栗山吉三郎(本名:大箭秀次)
【 経歴 】
1941年 岐阜県生まれ
1960年 初代 栗山吉三郎氏に師事
1967年 栗山工房設立と共に取締役に就任
1975年 初代 栗山吉三郎氏より引継ぎ栗山工房代表取締役に就任
1986年 初代 栗山吉三郎氏没す
1989年 ニ代目 栗山吉三郎を襲名
東京ミキモトホール、京都思文閣美術館にて
「栗山吉三郎の道 展」を開催
1997年 「`97ファッションカンタータ」参加出展
京都染色美術協会の真珠苑に属し、先代から受け継いだ
紅型染めの技術を極めると共に、時代の流れに考慮しながら
現代感覚溢れる和染紅型の呉服、室内装飾品などの
創作に打ち込んでいた。
【着物】
絹100%
長さ:約12.8m
内巾:約38cm(最長裄丈約72cm 袖巾肩巾36cm)
【帯】
麻100%・金属糸風繊維除く
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛け、ご旅行など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※帯につきましては、帯地の特性上、手縫い仕立てのみとさせて頂きます。
また撥水加工はおすすめしておりません。
★名古屋仕立て(税込13,750円※帯芯代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込17,050円※帯芯代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込17,050円※帯芯代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態ですが、
裏地は付けないことをおすすめ致します。
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