商品番号:1528141
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
京の名門「万勝織物」より、逸品袋帯をご紹介いたします。
万勝さんならではの上質の織と、
古典ベースの落ち着いたデザイン・配色に惹かれて入荷致しました。
帯地に広がる個性のお柄、独特の配色…
現代的な彩りの表現に極上の趣味性が発揮された、通好みの確かな逸品。
絹のふるさと碓井、群馬みどりの春繭を用いた、
素材にもこだわった上質の袋帯をお届け致します!
幻想的な輝きを放つ袋帯ですので、
洒落ものの訪問着から付下げなどにハイセンスな後姿を彩るだけでなく…
牛首や大島などの高級紬、御召にもコーディネートいただきたく思います。
その意匠の存在感で、帯主役のコーディネートにもお薦めです!
【 お色柄 】
一面に穏やかな樺茶色をベースに、細やかに金糸を織り混ぜ
奥深い輝きと程よいハリを備えた帯地。
意匠には光沢感のある金糸を込めて
「瑞祥金涛趣」と銘打たれた波模様が織り成されました。
ふっくらとした緯糸使いで表現された古典文様。
存在感もありつつ上品さを失わず、帯姿を飾る淑やかな配色。
細やかな織の技術はもちろんのこと、
卓抜した意匠センスに加え、彩りの妙を堪能いただきたく思います。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約4.4m
柄付け:六通柄
※関西仕立て
◆最適な着用時期 9月~翌5月の秋単衣から袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン カジュアルなパーティー、観劇、コンサート、お食事など。
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋、御召
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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