商品番号:1544129
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
まろみのある美しい彩り…
そしてこのしなやかな肌心地…
宮崎県都城、東郷織物謹製の逸品夏大島を仕入れてまいりました。
着物好きが最後に行き着く大島。
織専門に扱っておられる業者でさえ、なかなか手に入らない逸品…
中でも未仕立てのお品となると本当に出逢う事がございません、
ひとつの失敗も許されない、職人の腕が試される
絶品の150山亀甲絣。
その美しさに惹かれて仕入れて参りました。
今年のお誂えに…最高峰の一枚を御召くださいませ!
【 お色柄 】
まろみのある穏やかな亜麻色。
細やかな150山亀甲絣を一面に織りなし、花模様を表しました。
やわらかな絣の重なり、大人の趣味性を漂わせる洗練された名門の感性。
着姿に洒落味と涼やかな粋を醸し出してくれます。
知的なお色、温かみあふれる風合い。
ふだん着やちょっとしたお出かけ着として、毎日、そして末永く。
それだけの着心地の良さと品質がしっかりと備わった、贅沢な一枚でございます。
鹿児島や奄美といった大島の産地に負けず劣らず、織物の通に根強い人気のある都城の東郷織物。
流行にもご年齢にも左右されることのないお品でございますので、
母から娘へと受け継がれるぬくもりのふだん着として、
末長くご愛用くださる、織物の通の方にお届けいたします。
【 東郷織物について 】
東郷織物は、都城に残る唯一の薩摩絣の織元。
昭和22年に、東郷治秋・永江明夫のふたりによって創業されました。
永江明夫は、奄美で初めて大島紬の撚糸工場を開いた永江諒彦を父に持ちます。
父の叔父に当たる永江伊栄温は、絣の締機工法を開発し、
大島紬の製造工程を一新した人物です。
伊栄温は後に東郷家に入ったが、
孫の東郷治秋は大島紬に堅牢度と色調に深みを与える工夫を考案。
永江伊栄温、諒彦、東郷治秋の3人は大島紬に多大な貢献をした人物として有名で。
代々奄美で織り続けてきたが戦争を機に宮崎県都城市に疎開、今日に至ります。
永江明夫プロフィール
1915年 奄美大島生まれ
1979年 現代の名工に選ばれる
1985年 都城市、市民文化賞授賞
1997年 宮崎県、県文化賞授賞
1998年 黄綬褒章授賞
絹100%
長さ約12.5m 内巾35.5cm (最長裄丈約67cmまで 最長袖巾肩巾33.5cmまで)
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お食事、お稽古事、街着、カジュアルパーティーなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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