商品番号:1543681
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
絞りのおきものといえば…
直ぐに名のあがる名門【 藤娘きぬたや 】。
ふっくらとした絞り染めを用いた九寸名古屋帯をご紹介いたします。
寒色系の透明感あるカラーが有名ですが、
こちらはやや落ち着いた大人らしい彩りが魅力的。
意匠もシンプルで古典的なモチーフを採っておりますので、
末永く御召しいただける一品となることでしょう。
【 お色柄 】
紗綾型の紋意匠地を穏やかな黄海松茶色に染めあげ、
杢目絞りをベースにお太鼓部分に雲取りの七宝と疋田文様をあしらいました。
【 商品の状態 】
お仕立て上がりで未着用の新古品として仕入れてまいりました。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 藤娘 きぬたやについて 】
1947年(昭和22年)創立
高級呉服、特に高級しぼりの自社製造を行い、
『藤娘』の商標で全国の有名呉服店、百貨店、
及び卸売問屋に販売網を持つ、しぼり製品のトップメーカー。
創作品の中には、ニューヨーク・メトロポリタン美術館に
永久収蔵されているものもある。
絞り染の他に、名古屋友禅や刺繍による作品も手がける。
疋田絞りの多くは45建が多く、1尺5分(約40cm)の幅に
45粒の絞りが施されるが、きぬたやの45建は47粒が基準。
更に江戸期に存在したという本疋田60建を十数年の
歳月をかけ復元、その技術を持つ絞り職人養成にも成功。
伊藤嘉秋氏は、不可能とされた本疋田70建にも成功した。
きぬたやの本疋田絞りは、通常の本疋田が一粒あたり
8回絹糸で括るところを12回括ることによって
一粒一粒の白場が多く、中心の点が針のように
尖っている。
絹100%
長さ約3.56m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
※絞り染の性質上、色の濃淡、絞りの目が不均一な箇所がございます。
風合いであって難ではございません。その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事 など
◆あわせる着物 付下、色無地、小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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