商品番号:1543187
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
1894年の創業以来、長い歴史を紡ぎ、
今や西陣織の中でも名前を知らない方はいらっしゃらないほど
有名となりました【 龍村美術織物 】。
そんな西陣の名門より、ユニークなデザインの
袋帯のご紹介でございます。
なんとも滑らかな帯地に、緻密な織技法、
その風合いだけでもただならぬ風格を漂わせます。
本当永く受け継いでいく、真に良きお品をお探しの方に…
自身を持ってお奨めさせて頂きます!
まずはどうぞごゆっくりとご覧くださいませ。
【 お色柄 】
銘[ リーニュ ]
しなやかで上質な帯地は、上品な絹鼠色。
意匠として織り上げられたのは[ リーニュ ]と銘打たれた文様。
路線図やマップを彷彿とさせる個性的なデザイン。
箔により美しく光沢を返し、お洒落訪問着から小紋などに合わせて
気品と趣味性があいまった帯姿を演出致します。
終生ご愛顧いただける作品として、どうぞ大切にお締めくださいませ。
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% 金属糸風除く
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会など。
◆あわせる着物 お洒落訪問着、色無地、小紋、織りの着物など
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