商品番号:1543089
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
品格、華やぎ、不変の美…
ふと目にするだけで「よきもの」と心に伝わる、名門のひと品。
本当に高雅な作品をお探しでしたら…ぜひとも本作を。
西陣の名門『都』より、 正統派フォーマルのお品をお届けいたします。
都さんの創業は昭和13年。
以来80年に渡って時代の流れとともに新しい感性の元、様々な作品を世に送り出しておられます。
ご存知の櫛織り綴れの作品や、「四季彩」「唐俑箔」などのシリーズなど、
多種多様の技術を駆使して創作される作品には都さんの心が宿っております。
追随を許さぬ美しき帯姿を、まずはどうぞじっくりとご覧くださいませ。
【 お色柄 】
しっかりと織り上げられた若菜色の錦織の帯地。
金糸にて用いられた亀甲の構図に合わせて春秋草花を艷やかな色糸で織り成し、
細やかな織の風合いと、輝く箔糸が調和する華やかな印象に仕上げております。
歴史と伝統、品格、そして華やぎと女性美。
統一された上品な色彩に、絶妙にとられた無地場、余韻が感じられる仕上がり。
確かな技術に練磨され、緻密に計算された意匠構成が、大和の美を演出いたします。
色留袖、訪問着、色無地、付下げなどにあわせて、確かなるフォーマルの帯姿をご堪能ください。
自信を持っておすすめさせていただきます。
今後ますますご紹介の機会は減ることと予想されますから、
どうぞこの機会をお見逃しなきよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.5m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.385 都謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
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