商品番号:1542761
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
織物ファン憧れの牛首紬。
さらりと風合い豊かな牛首紬を草木染にて染め上げた
希少な小紋のご紹介です。
どうぞお見逃しなく!
旧証紙につき白山工房か加藤改石が特定はできかねますが
おそらくは後者のものと思われます
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
大切に保管されていたのでしょう、
仕付けも付いたままの美品です。
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ
【 お色柄 】
日本の三大紬、大島・結城・牛首。
そのなかでも、双子の蚕(玉繭)から取れる希少な糸を用いているため、
年間生産量の一番少ないものが牛首紬です。
加賀の国・白峰村一帯の集落は、古くから自然の玉繭を
原料に手機紬が織られてまいりました。
耐久性に優れた牛首紬は、釘にかけても破れないほど
丈夫と言い伝えられておりますので、別名「釘抜紬」とも呼ばれます。
豊かな風合いを醸す節糸の凹凸もある地を優しい薄柿色を基調に、
松葉に梅の花枝を最小限の配色により染め上げられました。
節糸がある箇所には、もちろん染料がよく染み込み、
牛首紬らしい風合いに溢れております。
素材感の美しさと、ハイセンスな創作力。
さりげなくも洗練された趣味性を漂わせる…
大人の女性の上質カジュアルをご満喫いただきたく思います。
是非お手元でご愛用ください!
【 牛首紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1988年6月9日指定)
石川県指定無形文化財(先染紬)
石川県の白山市で作られている織物。
2匹の蚕(かいこ)が作った玉繭(たままゆ)から
糸を紡ぎ出し、糸づくりから製織までの
ほとんどの作業が手作業で一貫生産される。
また、釘に引っかけても釘の方が抜けてしまうというという
柔らかな風合いに備わる驚異の強度を誇り、別名
「釘抜紬(くぎぬきつむぎ)」とも呼ばれる。
絹100% 縫製:手縫い
八掛の色:御召茶色
牛首紬 旧証紙
身丈(背より) | 158.2cm (適応身長163.2cm~153.2cm) (4尺1寸8分) |
---|---|
裄丈 | 64cm(1尺6寸9分) |
袖巾 | 33.2cm(0尺8寸8分) |
袖丈 | 49.7cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈66cm(1尺7寸4分) 袖巾33.2cm(8寸8分) 袖丈55cm(1尺4寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、お出掛け、お食事などカジュアルシーン全般
◆あわせる帯 洒落ものの袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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