商品番号:1542057
【 仕入れ担当 中村より 】
弊社コラム『きものと』にて特集いたしました、贅沢な一生モノのお品を仕入れてまいりました!
西陣の帯問屋さん達から「いいもん屋」と呼ばれる【梅垣織物】さん。
老舗の中でも、通の方から絶大な支持を受ける機屋でございます。
その梅垣織物より…
素敵な西陣唐織袋帯をご紹介いたします!
なかなかご紹介する機会のない極上ものでございます。
お目に留まりましたら、どうぞご検討くださいませ。
【 お色柄 】
[ 西洋レース唐花文 ]と題された意匠。
たっぷりとした唐織の糸使いにボリュームある一条。
触れれば、驚くほどしなやかな風合いと軽やかさが、締め心地の良さを予感させてくれます。
異国情緒感じるレース唐花の美しさを際立たせるようデザインされた意匠。
絹の美しさがダイレクトに伝わる白の帯地に映える水色の色彩美。
まるで陶器のような滑らかな艶めきが本当に美しいお一つでございます。
アールヌーヴォーの美術工芸品のなかには、日本の古典柄を参考にしたものも多く、デザインがヨーローッパに輸入され、欧風にアレンジされました。
そして、また日本に戻り配色や配置を変え受け継がれていく。
この交流、変遷、発展が実に興味深いところ。
シンプルなデザイン、抑えた配色ゆえに生きる、力ある意匠美。
西洋の美と一流の織技術が融合した風格溢れる一本に仕上がりました。
これまでにない洗練された装いをお楽しみいただけることでしょう。
お洒落訪問着や色無地、小紋、織のお着物とのコーディネートに合わせて。
自信をもってオススメできる名門の秀作をお届けいたします。
どうぞこの機会をお見逃しのないようお願いいたします。
Karaori Nouveau ~新しい唐織~
一生モノのフォーマル帯で知られる梅垣織物…
お洒落帯に新しい感覚を試み、染にはない織ならではのボリューム感を追求し、
「箔」ではなく「良質の絹糸」をたっぷりと使用した梅垣らしいお洒落帯です。
シンプルなデザインにぎゅっと凝縮された、老舗名機ならではの織味と絹の最高のハーモニーをご堪能いただけます。
【 梅垣織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.442
1961年(昭和35年)創業
西陣の帯問屋からも「ええもん屋」と言われる
西陣織の名門機屋。
絵画、陶芸、漆芸といった古今の優れた
美術工芸品を織で表現することにこだわり、
糸の動きを計算しつくすことで上質かつ
洗練された帯を製作している。
現代の着物文化に沿う先進的な創作にも意欲的で、
その作品はプロのみならず、多くのきものファンから
多大なる評価を得ている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.442 梅垣織物謹製
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋など
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